グラミー賞雑感
新人Norah Jonesが、45回目のグラミー賞の主要部門を総なめにした。
最優秀新人賞ですら、Avrin Lavigne や Ashanti など強敵がいたので
どうかなって感じだったけど、ノミネートされた8部門全てでWinnerと
なるという前代未聞の快挙まで、やっちゃって。一押ししてたファンとして、
そりゃうれしいけど、ここまでは予想すらしていなかったなー。
逆に言えば、その道のプロに想像以上に評価されていたってことか。ふうむ。
とにかく、彼女のファーストアルバムをまだ聴いたことのないアナタ、
ぼくに素直にだまされて、買ってじっくり聴いてみて。たぶん、明日くらい
から受賞記念!みたいなステッカーつけて店頭に並ぶハズだから。
あ、ビートルズファンの人だったら、彼らに影響を与えたインドの民族楽器
シタール奏者として知られるラヴィ・シャンカールという人の名を聞いたこと
あると思うんだけど(特にジョージ・ハリソンが傾注)、彼の娘さんです。
なぜかマスコミもあまり書かないけど。
授賞式では、サイモンとガーファンクルも10年ぶりに再結成されて、
「サウンド・オブ・サイレンス」を披露したとか。
そーいえば、今から30年弱前のグラミー賞授賞式で、S&Gが受賞したん
だけど、会場にはガーファンクルしかいなくって。 その彼がステージに
駆け上がったときの衣装が、タキシード柄が印刷された長袖の黒Tシャツで。
当然、会場にいる他の男性は、タキシードかそれをアレンジしたフォーマル
な衣装を着ている中でのTシャツ姿。 また、そのTシャツのプリントが
よくできていて一見しただけでは、Tシャツだとわからないくらいの・・・。
とにかく、「カッコイイ〜〜!」とテレビ観ながら叫んだくらい、ぼくに
とっては衝撃的な映像で、翌年ロスに行った時、ついにそのTシャツを入手!!
当時30ドル近かったから、8〜9千円かー。貧乏学生が、よく決断したなー。
だけど、そのTシャツは、ぼくの結婚披露宴の二度目のお色直しの衣装になり、
同僚や後輩の結婚パーティに出席するときにも活躍し、今でも宴会の司会など
するとき等に役立っているという、30年ちかくも着用されてるTシャツ。
もうこれは、家宝級のTシャツだな。すごい、すごい、うん。
物持ちもいいんだなー、ぼくって。
・・・てなことを思った、グラミー賞表彰式な夜・・・。