屋上菜園の屋根

いくら永田農法といっても、トマト栽培には屋根をつくらなくちゃ。
なんてったってトマトは、アンデスの乾いた土地が原産なんだから。

永田農法は、作物をスレスレの飢餓状態にすることにより、水分や
養分(液肥)の吸収力を高めることで、濃縮された果実を収穫する。

だから、栽培する土に養分があってはならず、日向土(いわゆる
軽石)を用いて保水力もなくす(水はけを極端によくする)。

だから、雨等で安易に水分を吸収されちゃいけないのである。
(苗は育つが、濃縮された果実はできないし、病気になりやすい)

でも、屋上に菜園用に屋根を設置するとなると、これまた大変なので
出来合いの「家庭菜園用屋根キット」なるものを、日曜大工センターで
探し出して購入。

でも、このキットは支柱を土に埋めて安定させることを前提にしている。
屋上じゃ、それができない〜土台としてのコンクリートブロックが必要〜

ウチの屋上へは、リビングからの垂直型ハシゴを登らなくては行けない。
土台用のコンクリートブロックをどうやって屋上に運ぶのか?

15kgのブロックをリュックに詰めて、それを背負って屋上へのハシゴを4往復。たった4往復するのに30分かかって。     ようやく。  ふう〜。


浜風の突風をケアして、支柱をロープで固定する。

うん、なんとか「サマ」になってきた。