六・・の備忘録

ネットやら各種専門誌やらで、やたらに評価の高い、
野菜だけを使ったコース料理のお店に伺った。
(このコースでは、野菜が110種類も入っているという)

予約のときの電話の対応からして、違ったが、店に入って
その違いを目の当たりにした。

広〜い、「和」のオープンキッチン。 男性6名、女性2名が、
片耳にイヤホンをして、きびきびと作業をしている。

前菜土器(かわらけ)三種
 ・辛子蓮根
 ・白ずいきとフルーツの山葵海苔和え
 ・甘長唐辛子炒め煮

朝摘み野菜のおしたし

お吸い物
 ・青大豆の呉汁

野菜の吹奏楽(ふきよせ)

散華乱舞
 ・蒟蒻の散華(さんげ)

坊さんのタンパク源
 ・湯葉の蒲焼 牛蒡酢と共に

春豆いろいろ

野菜のオセロ

kushi揚げ 「小指を立ててどうぞ」
 ・アスパラ、蒟蒻、焼茄子豆腐、椎茸

酢の物
 ・長芋ソーメンとフルーツトマトの黄身酢かけ

お食事
 ・炊き立て御飯、信州味噌(十六島海苔)
  香の物

デザート 「別腹ってどこにあるの?」
 ・木の芽アイス、小さなきんとんパフェ、DAGASHI

それぞれが、素材の味を活かして、
じっくりと味わいたい気持ちにさせる料理で、秀逸。

一品ごとに、当然 解説(説明)が入る。

これらを、ゆったりゆっくりと、約3時間もかけて、
ニュージーランド産白ワインを楽しみながら、いただく幸せ。

「次回お見えになるときには、すべて今回とは違った料理を
ご用意させていただきます」だと。

また、すぐに伺いたい旨をつたえて、店を後にした。