記さずにはいられない 4月7日

とんでもなく重要なオバマ大統領の演説が、二日前にプラハでなされた。各メディアの扱いは、そんなに目立っていなかったので、じっくりと全文に目を通せたのは今日になってからだったが。
アメリカの大統領が、広島と長崎への原爆投下を、太平洋戦争を終わらせるための肯定的手段としてではなく、「核を使用した唯一の保有国としての道義的責任」にきちんと言及し、「核のない、平和で安全な世界をアメリカが追求して行くことを明確に宣言」したのである。それも、ビロード革命の行われたプラハで。
演説の最後の方の下りからは、まるで「Imagine」を初めて聴いたときのような、静かだが「熱い思い」が伝わってきた。そう、共にならば我々にもできるはずだ。そういう希望が湧いてくる、素晴らしい歴史的な演説だと位置づけておきたい。いや、歴史的な演説となるよう、我々が努力しなければならない。
[
そんな中で我が家のソメイヨシノも満開となった
オバマ大統領の演説を愛でるように]