地元呑み 6月2日

会社の帰り、ラチエン通りのすし善の扉を思い切って初めてガラガラと開けてみた。すぐ右側に4人席、あとは右手が厨房で左側のカウンターに7席のこじんまりした店だった。
お客さんがいなかったので、ハレルヤさんの紹介できましたと、自己紹介。自分がこんな風貌だから、普通の飛び込みの客として扱いにくい緊張をお店の人に感じさせちゃ気が引けるから。
エビスの小瓶で喉を潤す。突き出しは、炙りたてのタタミイワシ。いいねぇ。男鹿半島岩牡蠣は、殻の大きさの割りに中身がでかく、めいっぱいクリーミーで素晴らしい美味さ。ここのネタは横浜の河岸で仕入れているとのこと。
さっそく、マラソンの話題で盛り上がる。ここの若旦那は、前回の湘南国際でサブ3.5を達成しているランナーなのだ。練習で走りすぎて疲労骨折したこともあるほどのストイックさがいいねぇ。なんと、練習の拠りどころにしている本も同じだった! これでサブフォーが現実味を帯びてきたぞ〜
日本酒の品揃えが小さな店にしては凄い。地元の天青から、磯自慢、綿屋、九平次、田酒、山形正宗、などなど。メニューには載っていない十四代も奥の冷蔵庫にこっそりあった。これだけ揃えていたら、青木商店が攻めても難しいかも。(攻めているという話をとある店で聞いた)
今日の訪問は挨拶がわりなので、後はつぶ貝の刺身を頼んで、山形正宗、天青、ともう一種類(銘柄失念)飲んで、店を出た。
元来、このすし屋は、開高健が好んで通った店として有名なのだが、それゆえに、今まで敷居が高く感じていたわけだけど、普通の街のすし屋さんの値段で安心した。贔屓にしようっと。
ということを、報告しに帰り道のハレルヤに寄って飲みながら話していると、すし善の若旦那が店を閉めてやってきた(笑) ということは、その時点で22時過ぎなわけだ。
う〜ん、ハレルヤから徒歩5分の自宅に、何時ごろ到着したんだっけ? (24時ごろだったらしい)