2005-10-25から1日間の記事一覧

「一千一秒の日々」 島本理生

「黄色い目の魚」を読んだときのような、ときめく読後感だった。ドキドキ感が押さえられず、すぐに二度目の読みに入った。不器用な登場人物に共感してしまうのだろうか?それぞれに重なりあう、じれったくも暖かな、7編の小物語。若い頃を遠い目で見たいア…