「一千一秒の日々」 島本理生

「黄色い目の魚」を読んだときのような、ときめく読後感だった。

ドキドキ感が押さえられず、すぐに二度目の読みに入った。

不器用な登場人物に共感してしまうのだろうか?

それぞれに重なりあう、じれったくも暖かな、7編の小物語。

若い頃を遠い目で見たいアナタ、この秋のイチオシですぜ。

 って、6月に出てるじゃん。てへ。