激うまカレー(25日目)

うー、暑い日にゃ、辛いものが一番! きのう食べ終えたんだけど、きのうはちょっと打ち込んでる時間がなくって・・。

はい、ハッキリ、キッパリ、言っておきます。 湘南坊主家のカレーは、うまいです。
もう、この十数年、いろんな人に食べていただきました。で、今まで、面と向かって「たいしたことないじゃん・・」以下の評価を下したヤツは皆無です。 で、約2/3の人が、レシピが欲しいと正直に?言ってくれて持ちかえっています。

そのカレーの、最新製作分を きのう食べ尽くしたわけです。

こう暑い日が続くと、このチキンカレーを作っておいて、一食分毎冷凍しておくと、凄く重宝します。ちょっと材料をそろえるのに苦労する地域もあるかと思いますが・・・。
インドやパキスタンに出張するご近所さんがいたら、是非、本場の香辛料をおみやげに頼んでみましょう。やっぱり、日本で買えるものと、一味二味必ず違います。ま、たいてい、そんなご近所さんは普通いないとは思いますが・・・。(なんと、ウチの近所でいるけど、買ってきてくれる量が、はんぱじゃないので注意)

香辛料から作るカレーは、いわば「漢方料理」。 飲みすぎた翌朝なんかも、コレ食べれば二日酔い、ぶっ飛びます。 ケーキは別バラの人、結構いますが、このカレーは全員別バラになります。ウチの妻は、どちらかというとヤセ型ですが、このカレーは一食で3杯食います。(息子らは4〜5杯食う)で、不思議なほど胃にもたれまへん。

この味は、普通のカレー屋でいうと、辛口となるでしょう。ウチの息子らは、幼稚園時代から、この味で育ってますが、導入時は、ゆでじゃがいもとかヨーグルトとかを別に用意して、辛さを和らげました。

では、レシピの紹介をば。あ、これは直径25cmのシチュー鍋に15cmくらいの深さができちゃう量で、食べ盛りの息子が二人いた坊主家で、食べつづけても2〜3日は持つ量。


<材料>
たまねぎ1200g、 鶏もも肉800g、 りんご1個、 にんじん1本、 生姜、にんにく少々、 バター1/3箱、 牛乳1cup、 トマトケチャップ1/2カップ、 マギーブイヨン12個、 鶏ガラスープ10cup(鶏ガラ1個でとって十分)

<固形・香料>
Bay Leaves(月桂樹葉)5〜6枚、 Clove(丁字)15〜20粒、 Corianderコリアンダー)大さじ1.5、 Cumin Seed(クミン)大さじ1.5、 Anise Seed(アニスシーズ)小さじ1、 Cardamon(カーダモン)5〜6粒(皮をむいて刻む)、 Caraway Seed(ひめういきょう)小さじ1/2、

<粉末・香料>
Turmeric(ターメリック)小さじ1.5、 ☆Cayenne Pepper(カイエンヌペッパー)大さじ1、 ☆Chile Powder(チリペッパー)大さじ1、 Nutmeg(ナツメグ)小さじ2、 Cinnamon(桂皮)小さじ1、 Allspice(百味胡椒=オールスパイス)小さじ1。


固形のものは、Bay Leavesを除いて(コーヒーミル等で)、粉末にする。
辛さの好みは、主に☆印の香料の量で調整する。

<作り方>
(1) 鶏肉800gに対し、ターメリック大さじ1、塩小さじ1をかけて混ぜ合わせておく。
(ここでのターメリックは、上記のものとは別)
(2) たまねぎを細かく刻む
(3) 香料の用意をする
(4) たまねぎをバターでゆっくり、じっくり、15〜20分炒める(ここで少しでも焦がしたら、やりなおし! モノの本を読むと、カレー調理のポイントはここらしく、30〜40分炒めろというレシピも多数ある)
(5) 生姜とにんにくをすりおろして入れ、続けて炒める
(6) 準備しておいた香料群を入れ、しばらく炒め、りんご・にんじんをすりおろして加える
(7) 続いて牛乳、ケチャップを入れ、鶏ガラスープ10cupを加える。(牛乳の量を少し減らしてヨーグルトを、ケチャップの量を少し減らしてホールトマトを入れると、少し深みが増す気がする)
(8) 鶏肉を入れ、浮き上がってきたアクをすくいながら、マギーブイヨンを入れ、しばらく煮込む。
(9) これで、一晩〜一日寝かせておく。(つくった当日と、翌日とで食べ比べると全然違う)

あ、いかんいかん、アメリカ出張の準備しなくちゃ・・・。えー、パスポート、パスポート・・・。
あ、それから、きのうの日記に、彼女の「過去」なんて書いちゃいましたが、当時の彼女に「過去」なんてあるはずもなく、不適切な表現であったことを記しておきます。すんません。