(35日目)

ほとんど絶望の中で、(あはは、ちょっと大げさだな、こりゃ)2浪としての一年を開始するにあたり、とりあえず予備校をどうしようかと迷ってみた。

一年目は、今でこそ全国レベルで有名になった「河○塾」に在籍してたけど、授業?は出ずに、図書館で受験勉強やっていた記憶が・・・。

かといって、東京の予備校に行ってしまうと、まず勉強よりも社会見学的な活動に重点を置いた生活になるであろうことは、目に見えていたので、それは自主的にボツ、と。

実は、浪人時代に、例の「禁煙のキミ」が、アメリカはコーネル大学へ一年間行ってしまい。
最初、その話を聞いたときは、そりゃびっくりしてしまったわけで・・・。

びっくり理由その1)
それまで思ってもみなかった、「アメリカの大学に行く」という選択肢を提示されたことに対して。
びっくり理由その2)
その大学が、名門「IVYリーグ」の一つ、コーネル大学だったことに対して。

だって、だって。当時の男子高校生は、ほとんど(?じゃなかったっけ?)が、石津謙介先生の洗礼(VAN)を受けたTRAD野郎だった訳で。  そのトラッドの原点は、「IVYリーグ」だったわけで。(ハーバード、プリンストン、エール、ダートマス、コロンビア、コーネル、ペンシルバニア・・だったっけ? そう、コロンビアで学んでるHIKKIは、そういう意味でも、凄いのだ!)

そんな、こんなを加味して、YM△A予備校に。大学受験クラスだけじゃなく、こっそり、英会話コースも1時間選択したりして・・・。

それで、アメリカ留学に関するあらゆる情報を収集しだして・・・。
結果として、アメリカの大学を4年で卒業して・・・帰国。

この留学期間中に、睡眠時間が3時間で十分なような体質に、むりやり「変質化」させられたのであった。特に最初の1年間は、授業にテープレコーダーを持参して、それを何度も何度も繰り返し聞き取り、日々のレポートを提出するために、24時間オープンの図書館で調べものをしてまとめ、明け方に寮の階段のところで英文タイプ(部屋でタイプするとルームメイトが起きちゃう)して提出・・・。

う、う、う・・・ねむくなっちゃってきて・・・