コンピューター回顧録(あと9日)

留学時代、心理学を選択した関係で、
統計学やらを学ばねばならず、
ついでだからと、最初にコンピューターに関わったのが、
思えば、26,27年前のことだったなー。

たしか、FORTRANとかいうコンピューター言語で、
プログラムを書き、統計学の計算を「していただく」のだった。

あ、そうそう思い出してきたけど、プログラム書いて、
それをちょっと厚めの、タイムレコーダーにさし込むような
カード何枚分かに自分でパンチングして・・・。

それができたら、よーやく、コンピューター様の
おそばに行けるのだった。

当時の大型コンピューター様は、専用の部屋に
鎮座されていて、その部屋に入るには、
靴を脱がねばならなかったのだ。アメリカでも!!

コンピューター様は、大変にホコリなどが嫌いで、
当然、タバコの煙なんかもってのほかだった。

そうやって、パンチングしたカードを、
白衣を着た係の人に渡すと、
コンピューター様がようやく、うぃーーんと
動いてくださるのだった。

しかし、そんな、一発で計算してもらえる人は、
皆無だった。

たいていは、係の人が、「No Good」とか言って、
冷たくパンチングカードが返却されるのであった。

コンピューター様は、プログラムが悪いのか、
パンチング(穴あけ)状態が悪いのか、
一切 教えてくれない。

だから、ダメ印を押されたら、また最初から
作業をやり直すしかなかった・・・。
トホホ・・・。

・・・今考えれば、EXCELでちょいちょいと
できちゃう計算を、プログラムから書いて、
よくやってたもんだ・・・・。

そういう経験をしているからこそ、MACが登場した時は、
ほんとに驚愕したもんなー。

実際にMACを購入したのは、SE-30だったから、12年前。
それから2台買い換えてがんばってたけど、
会社がWINDOWSなんで・・・。

ああ、りんごちゃん! 好きだったよん♪

今、これを打っている部屋の片隅には、
MAC IIviが、ほこりにまみれてる・・・。