パトロン・パパ

ケニヤと二人でキダムを観に行った。(招待券が二枚手に入ったから)

かなり予想以下だった。(途中でイネムリした)

「おお〜〜っ」っていう場面がなかったわけではないけど。

全体的に、あのテのアクロバチックな出し物に

目が慣れてきたというか・・。


そのあと、渋谷まで歩いて、父子で食事を兼ねた飲み。

いろいろ舞台の裏話とか、打上げ時の話とか、聞く。

なんか、芸能人に取材してるみたいだなーと、ふと思う。

ははは。

こうして男同士で飲む時間は、すなおにうれしいな。

ウチの家族は、ファーストネームで呼び合うから、

二人で飲んでても、周囲の人から見れば、

ひょっとしたら親子には見られてないかもしれない・・

って、妻にうれしそうに話したら、顔が似過ぎだから

親子だとまるわかりだよん、と言われてしまった。

ふん。ケニヤとぼくの関係に、嫉妬してるんだな。

でもたとえば、顔のあまり似てない父娘が、

こじゃれた店で飲んでいて、娘のほうが、「パパ」

なんて相手を呼んでたら、周囲の人は「パトロン

そのオンナ」の関係にあると、見えないものかなー

と、思ってみたりした。

うん、そうか。

父親なら、自分のことを「パパはね、」とか言いそう

だけど、パトロンなら 言わないだろうなー

それが、見破る方法だ! と誇らしげに妻に話したら

ハナで笑われた。 ちぇっ。