前向きに!

◆BLOOD編

えー、まずは内視鏡の検査結果ですが。

今回の先生は、若いけどちゃんとした普通の先生で、
機器の操作方法にも不安はありませんでした。
(タメ口系のしゃべりには、この際 目をつむってやった)

たんねんにたんねんに、下血した原因となる部分の
探索をしたのですが、何も発見されること無く、小腸の
ところまできちゃいました。(その一部始終は、モニター
画面でボクも生で見ているわけで)

「いやー、がん どころか、ポリープも全くありませんねぇ〜」

だから、ポリープは4月に除去してるでしょ、この病院で

大腸の入り口付近から、直腸を経て肛門にさしかかるときに、

「あっ、ここですね、ここ!」  ・・と肛門付近をカメラで
ぐりぐりやるのです。

  へ?   ここって  どこ?  なに? 

「痔ですね」

  ってアナタ、きのう指でぐりぐり検査したじゃん!
  そのとき、わかれよ!


◆FLOOD編

このところの大雨で、また地下に水が出るだろうなー
という予感はあった。

案の定、15日(金)に「痔」だと診断されて 家に
帰ってきたら、地下室への階段下の物入れスペースに
既に 約15cmの水が溜まっていた。

それから一時間くらい、バケツで水をくみ上げるも
ほとんど追い付かない状態なので、ここの施工会社の
社長に、小型ポンプを持ってきてもらう。

小型ポンプは一生懸命稼働し、地下から1Fの風呂場
まで、勢いよくホースを通して水をくみ上げてるが、
いっこうに水位が下がらないので、もう一台ポンプを
調達し、追加稼働。

水位が下がり出したので、2台稼働させたまま、寝る。

翌朝(16日)、水位3cmくらいまでになった状態を確認し、
稼働ポンプを一台にしてみる。

この時点で水源は明らかになってはいないが、
ポンプ一台だと水位は上がり、二台だと水位が下がる
くらいの量の水が、流れ込んできているわけだ。

昼過ぎに、妻と本多劇場へ「熊沢パンキーズ」を観に
出かける。ポンプを二台稼働させたままで。

うん、役者の力量もすごいが、やはり あそこまで
ぐいぐいひっぱる「演出」がすごい、と満足げに帰宅したのが
19時前。なぜか門灯も点いておらず、真っ暗なのはなぜ?

ブレイカーがとんでいる。原因不明。
リセットしてもすぐダウンする。

一瞬、大停電のNYを思い浮かべるが、すぐに凍り付く。

地下だっ!    真っ暗な状態で、地下室へ足を踏み入れる。

わーーーー、やられたーーー。 と、膝下まで水につかる。

懐中電灯を持って、コンセントに差し込まれた電化製品の
プラグをすべて抜く。KYON8のキョンちゃんDVDのうち
4枚が プカプカ水に浮いている。  うえ〜ん

ようやく電気がついて、悲惨な状態が明らかになった。

McIntoshのプリメインアンプ=半水没。DENONのCD
プレイヤー=全水没。 SONYのβのビデオデッキ=全水没。
sanyoのVHSビデオデッキ=半水没。JBLの143スピーカー
は、スタンド部分が半水没(ほっ)。除湿器2台(デロンギ
象印)、石油ストーブ(アラジン)=半水没。PC用プリンター
=全水没。

LPレコード約800枚=半水没。 エロビデオ約50本=全水没。
床に積んでいた書籍類、雑誌類=半〜全水没。保存用
カセットテープ約50本=全水没。

iMacちゃんが、机の上で無事だったのが不幸中の幸いか。

もう一日待って、McIntoshのスイッチをONにしたとき、
何事もなかったかのように、ステキな音楽を奏でてくれたら、
膝下浸水したことは、水に流してやる・・・って、誰に向かって
言えるセリフなんだろ?


それ以来、風呂場からはホースから流れる水の音が聞こえ、
湯船に浸かりながら、清流のほとりの温泉みたいな感じに
ひたっての前向きな思考。

おお、この地下水でお風呂を湧かせば、成分によっては
温泉に相当するんでないのかい?、とか、

これで御飯を炊けば、おいしいんじゃないの?、とか、

これを容器に詰めて、「茅ヶ崎の水」として売れないものか?、
とか、

にっくき水源を断つ、というんじゃなくって、なにか水源と
仲良くなれることはできないのかと。
いろいろ考えると楽しくなってきたぞー。よしよし。


それにしても、この手の災害?は、火災保険で融通が
効かないものなんですかねぇ〜