クラモト讃歌ではあるのだけれど・・・

クラモトがオーディションを経て勝ち取った赤井英和
母親役を、キャパ 1,300強の日本青年館に観に行く。

彼女の迫真の演技は、さらに磨きがかかって、しかと
鑑賞させてもらったが・・・もらったが・・・。

この公演の企画自体に大いに疑問あり。
(細かいダメ出しは、Deep Blueの公演との比較で言えば、
 値段の差分の3倍以上はあるが、あまりに多くて触れない)

赤井英和の、反吐が出るほどの讃歌劇以外の何者でもない、と
感じた。これを金正日に置き換えれば、そのまま、北朝鮮
「マインドコントロール劇」になることになるんではないか、と。

そのくらい、「思想」が込められた劇。
(なぜオーディションで筆記試験があったのかが、解った気が)
観終わって、不快感が残った。

ま、関西の赤井ファンに、いっぱい拍手もらって下さい、という
同情さえ起こった公演だった。

何度も書くけど、クラモトと、OverDriveくらいしか、観るべき
「演技」はなかったし。(タイソンもか?)

クラモトの猫背が、「母親」役に、しっくりきていたし。(笑)