木更津オフ(二度書き目・稚拙編)

やったー、いい天気だ。朝日が眩しい中、いつものように天海と砂浜ジョギングをして、朝風呂、朝食を採ってから東海道線横浜駅へ。西口のバスターミナルから高速バスに乗り込む。月乃さんの指示通り、右側の座席に。残念ながらぼくのi-Podの8000曲の中には氣志團が入ってないので、しばし選曲に悩むが、同じ雰囲気ということでクレイジーケンバンド(←独断と偏見)に。缶ビール、プッシュー!

レインボーブリッジを通り、アクアラインの海底トンネルをぶっ飛バス。トンネルを抜けると、房総半島が目の前に開けている。右手の海面が太陽に光ってまぶしい。アクアラインの橋から右手の砂浜の青いトタン屋根の小屋を探そうとするが、その辺の屋根全部が銀色に反射しており、判別不明。うう、月乃さん、「野球狂の詩」の建物がわかりませんでした、残念です。(←「北の国から」の純風)

高速バスは順調に50分で木更津駅東口に到着。ロータリーはあるが、見覚えがない。っていうか、人がいない。お昼なのに。しばらくふらふらして、改札口で月乃さんと遭遇し、番さんとりくりさんを出迎える。さあ、これから月乃ツアーコンダクターによる木更津キャッツアイ・ツアーへ、レッツゴー!(←こういうレトロ感、わかるかなー)

まずは駅の西口(海側)に移動。 おお、こっちだよー、映画で うっちーがうっちゃんに追われながら公衆電話してたのは。。。しかし、こっちにも人がいない。タヌキが逆立ちして、キャンタマを駅側に向けたモニュメントの周りに、若い女性が6人いるだけだ。(例えば渋谷のハチ公前に6人しか人がいないシーンを想像されたし)

駅から木更津港へ続くメインストリートである「富士見通り」をワンブロック進むと、既にビルの廃墟が現れた。かつて三越があった場所らしいが、正面のシャッターは朽ちて破れており、ビル自体がくすんでいる。こんな「かつてはブリブリいわしてたけど今は閉鎖中」的なビルが、メインストリートからここ、かしこに目につく。こういう風景の中、人が歩いていないのは不気味すぎる。車も走っていないよ、ほんとに。

しばらく歩いて右に曲がると、左手に木造二階建て・渋い外観の「木更津東映」。なんと全国と同じくハウルが封切られており、「本日入替制」の手書きのポスターが。(先週まではキャッツアイの日本シリーズが上映されてたらしい) その隣が銭湯だというのが泣かせる。その向えに熟女パブ「出逢い」がある場末感は、たまらなかった。しかし、熟女パブの看板に「40代、50代」と書いてあるのは、たとえ正直表記だとしても、ちょっと。。。。

駅からまっすぐ歩けば15分くらいの木更津港の一角にある「活き活き亭」の海鮮セルフサービスバーベキューに、ようやく到着。建物自体は温室風だが、オープン冷蔵庫の中にある、あさり、はまぐり、牡蠣、ゲソ、鯵の開き、丸干しなどの海産物のほかにも、焼きそばセット、ソーセージなども揃っており、それらをトレイに乗せてレジで精算すれば、あとは勝手に自分でバーベキュー。そうそう、生け簀にはタラバガニやら毛ガニもいたいた。誰も採ってなかったけど。

食事後は隣のお土産売り場へ。千葉名産落花生のゆでたヤツと、TVドラマ(かなり前、玉置浩二がでていた銚子の缶詰工場が舞台)で有名になった「さばカレー」の缶詰を購入。期待値をかなり大きく上回るおいしさだったことを特記。(通販もやってた)

次は中の島大橋。ヨットハーバーとか潮干狩り場がある中の島公園に渡るための、よく考えればすごく無駄な部分が多い、人専用の橋。この橋のたもとの駐車場が、氣志團のコンサートをやったところ。おじさん三人が、海に向けた竿に背を向けて、のんびりおしゃべりしてた。君津方面の工場地帯を左手に、東京湾の向こう側に、みなとみらいのヨコハマビル群も見えた(月乃さん、泣かないで〜)。晴れてたけど、富士山までは見えなかったなー(Masaさん、残念〜)。

赤い橋の向こう側にある、ローズのストリップ劇場(映画では「韓国サロン」で、今は廃屋風)前を通って、キャッツアイのメインストリートである「みまち通り」に。アニの実家の「ササキスタジオ」(ぶっさんの遺影写真が飾ってあった!)とか、バンビの実家の呉服屋とかは今も営業中だが、ぶっさんの実家のバーバータブチは、貸店舗の張り紙が。みまち通りの酒屋?さんで、なんとオージーたぬきの携帯ストラップと、キーホルダー(より小さいけど)をゲット!! わーい、わーい。

。。。と、二度目の木更津日記は、最初に比べてかなり手抜きになったけど、こればっかしは手が抜けない。そう、月乃ツアーコンダクターの、我々三人を喜ばす最大の企画は、月乃彼の一瞬の登場だった。ふん、カッコよすぎだぜ〜、まったく。 残念ながら、ぼくは現役時代の彼を知らないけど、知ってるりくりさんはもうメロメロで、目が泳いでたもん。 とにかく、超お似合いカップル(←こういう表現がぴったりくる木更津)でした。

というわけで、月乃さんのおかげで、楽しい一日が過ごせたという日記は、これにておしまい。