懐かしの匂い

NODA MAP 走れメルス 二回目の鑑賞。

言葉遊び的なフレーズを機関銃のようにまくしたて、
テンポがやたらと早い舞台で休憩なしの1時間45分。

おそらく通常の芝居の1.5倍以上のセリフ量だろう。
典型的な70年代の芝居の匂いがして、不可解が懐かしい。

深津絵里の舞台での「声質」は、とにかく素晴らしい。
画像でのそれと、ああまで使い分けられるモノなのか。
野田が絶賛するだけあると、素人でも納得する。

最初の時と二度目とでは、微妙に出来が異なるのが
舞台のおもしろいところだな、やっぱり。それにより、
こちらの感受性も異なってくるところが不思議。