映画監督の「同士」
昨日の「映画監督協会」のパーティに先立ち、
「映画監督って何だ!」という映画が上映された。
映画という作品の著作権は、映画会社ではなく、
映画監督が持つべきだ、という主張を前面に押し出した自主映画。
(小説の著作権が、出版社じゃなく 作家の手の内にあるように)
そういう思いの「映画監督協会」の主張に共鳴した「同士」として
女優小泉今日子が「主演」を張っているのであった。
これって、けっこう凄いことじゃないのかなぁ。
(著作権を持っている)主要な映画会社と敵対する立場をとる、
ということなんだから。
今後、大手の映画会社の作品には出られないかも知れないけど、
そんなことより、自分の正しいと思う判断の方を選んだようだ。
こんなところが、40才になった今も、「小泉今日子」のブランドが
錆び付いていない証し。