どっぷりの楽しみ
小島麻由美のはじめてのホールでのライブツアーの最終日。
といっても、大阪、名古屋を1日ずつやってきただけだけど。
例によって、だるだるのMCが冴え渡る。
「みなさんの家に行って10曲くらい歌って、曲の合間に
次ききたい曲なんかお話して、そうすると一対一で
お話しできるでしょ。で、三千円くらいもらって、本日は
ありがとうございましたって、帰ってくるの。
そういうのって、どう?」
おー、三千円なら毎週末に、来てほしいわい。
まー、それにしても曲作りの才能にかけては、他人の追随を
許さないほどの人だけど、ライブでの歌声の伸び具合も、
尋常ではない人だわなぁ〜。 すんばらし〜。
茅ヶ崎に戻って、駅前のバーに立ち寄る。
「今日は いかがいたしましょう?」
「今週は精神的に疲れたので、それを癒してくれるヤツを」
「精神的にですね、かしこまりました」
次男・風が見つけてきてくれたBarの、若いオールバックの
バーテンダーの確かな技術にまったり。
日付を越えると、風が仕事を終えて茅ヶ崎に戻り、隣の席に。
お気に入りのBarで、息子と酒を呑みながら、語り合う。
息子が小さい時に夢見てた光景だけに、ちょっとシャイに
なるかと思ったが、最近はすっかり慣れて、
やっぱり、どっぷりと嬉しいもんだ。