ケニヤの店で

ま、正確には ケニヤが正社員として働く店で、なのだが。

お盆休みに、義姉貴がその次男と共にオフクロを連れて、
こちらにやってくるということを聞いたのが、5日前。

ホテルの手配などをして、夜 食事する店も手配しなくちゃ。

ケニヤも風も仕事があるので、我々夫婦二人が合流しての
夕食は、ケニヤの働く店を開店時刻から予約することに。

アルツになる前とはいえ、婆ちゃんからは結婚のお祝いを
戴いているのだから、ケニヤの口から離婚の報告をさせねば、と。

婆ちゃんは、今宵は義姉の次男K(婆ちゃんの孫)を、自分の
(生存している)6人兄弟の一番下の弟と思い込み、そのKに
「あんたはいくつになったの?」と17回も尋ねていた。

そのKはできたもので、いちいち「28になったんだよー」と
受け答えをしていた。 うん、キミは人間できてるよ。

ケニヤも酔っぱらったいとこたちから、「これからの人生も
がんばれよっ」と檄を入れられていた。
久々に、肉親だけの、心地よい呑み会だった。

店を出たのは23時過ぎ。5時間以上も飲み続け、
騒ぎ続けた店側は、大迷惑だったろう、すんません。

ちなみに、店のお客さんで84才というのは、
最高年令新記録だったらしい。 賞品はなかったけど。