フラガール

お隣の平塚でも上映していないし、地元でも
週末にもかかわらず、一日一回きりの上映だったので、
早めにいって、いつもの夫婦50で。

コンプレックスなシネマ会場に入って、びっくりというか
やっぱりというか。。。 他の観客は10人前後。

これと比べりゃ、キャッツの一日五回のあの「入り」は、
茅ヶ崎じゃ大ヒットなんじゃないかと。

それはさておき。  涙そうそうと同じくらい、泣きました。
全く質の違う涙だったけど。。。

ウォーターボーイズ、や スウィングガールズみたいな、
素人ががんばって、公演に成功するという、昔の根性ものに
近いノリの映画かな、と思ってたけど。。。違ってました。

こっちは、あくまで「指導者」側が主役の映画で。
でも、蒼井優ちゃんが、先生役の松雪を喰っちゃう感じで。。

前日観た「セーラー服と機関銃」で、任侠伝的な想い出に
浸っていた自分にとっては、富士純子藤純子であり、
「緋牡丹お竜」以外の何者でもありませんでした。(笑)

確かに顔のしわは増えていたけど、あのドズの利いた声は、
「入りますっ!」でおなじみの、緋牡丹お竜だったなー
石油ストーブを集める場面での、セリフ、かっこよかったなー

映画上映中は、そんな上記したような雰囲気ではとってもなく、
ハンカチを目にあてがいながら、湧いてくる流れる涙に、
また涙するという感じで。

井筒監督が絶賛しただけの映画でありましたわ、ハイ。

あ、そうそう。でもタイトルは、「常磐ハワイアンセンター
フラダンスガールズ」などと、きっちりつけたほうが
絶対いいと思った一人でした。