広瀬香美コンサート

大ブレイクした「ロマンスの神様」以来、広瀬香美のメロディメーカーとしての才能を高く評価している。シンガーとしても、音域、声量、表現力ともMISIAに比べても同等以上であるにもかかわらず、そんなにファン層が広がらないのは、ライブツアーをやらないからなのかなぁ、と思っていたら、なんと5年ぶり二度目のライブツアーのチケットを手に入れることができた。

今年でデビュー15周年だそうで、ということは、もう40代かな?それにしては、変わらぬ高音の伸びとツヤある声は健在だった。今回のツアーのテーマは、ずばり「カラオケボックス」だそうで、デビュー以来のヒット曲を、ぐいぐい歌っていった。一緒に歌ってと彼女は言っていたが、あのキーで歌えるヤツはNHKホールに何人いただろうか。(ハイ、ぼくは歌ったよん♪)

会場の客層を見ると、いわゆる若者がほとんどいない。中心を占めるのはやはり30〜40代のカップルだったかな。でもユーミンやドリカムの客層とはやや異なり、なんとなくオタク系が多いような気がした。オリンピック会場に必ず現れる羽織袴で日の丸の国旗を振っているおじさん。。。という私設応援団的なニオイがした。

まあ、ライブというよりは、歌謡ショー系な「コンサート」と呼ぶに相応しいステージだった。