とある鮨屋にて

二ヶ月前に亡くなった上司に、「いい鮨屋をみつけたので
今度行きましょう」と約束していたことを想い出したので、
ふらりとその店に一人で行ってみた。

鶴見にある、次男の兄弟子の店。
酒が進むにつれ、そんな話をつい語ってしまった。

その上司と鮨屋に行くと、いつもつまみを食い過ぎて、
肝心の鮨は2〜3カンしか食べれなかったので、
次回こそ最初から鮨を食おう、と言っていたのも想い出した。

カウンターに座りながら、ああ、やっぱり連れてきて
その感想がききたかったな〜
と、しみじみ感じた、やっぱりいい店だった。