左耳のキョンちゃん

時間が空いたので行ってきたぜ、国立新美術館のモネ大回顧展。

しかしながら、いまだに冷めやらぬその人気は予想以上で、
さすがに入場するための列はできていなかったものの、
その混雑ぶりはゆったりと鑑賞できる状況ではなくて。

チケット半券をもぎ取られて、ちょいと進むと「音声ガイド」の
ブースがあり、500円払って、右耳用か左耳用を選択して
係の女性にイヤホンを装着してもらう。
これで左耳から、キョンちゃんのナレーションが聞こえる訳だ。
ふふふ。

全123作品中、キョンちゃんの音声ガイドがあるのは23作品。
それらには音声ガイドナンバーが表示してあるので、
自分の機器にその番号を押すと、ナレーションが始まるわけだ。

所要時間は約30分。さすがナレーションは、もはや名人芸の域。
ファンじゃなくても、きっと耳に心地よい解説なはず。

当日は、入場者の2〜3割の人が「音声ガイド」を装着していた感じ。
3作品にしかないけど、「コイズミのひとり言」は必聴ですぜ。

それにしても多くの人はせっかくの展示意図が理解できておらず(?)
リキテンシュタインやケリー等の作品の前には、鑑賞者がいないという
状況は、ちょっとさみしい限りだったけどね。

7月2日までに、もう一回行ってこようっと。