鼻のあたまと、両肘の内側のあせも

ケニヤが連休をとれたらしいので、鳩をつれてやってきた。

「はと、いくつになった?」と尋ねると、右手をぎこちなく
握って、指を二本立てようとするが、どうしても薬指を
しっかり曲げきれない半立ち状態で、お前は2,5才か?
という突っ込みを入れたくなるような右手を差し出す。

天海の背中に乗りたがるが、さすがにそれは重いので
天海がつぶれてしまい、「伏せ」の状態でまたがって
喜んでいる。天海は、やや迷惑そうだが、そのままに
させ、上目使いで、「助けてよ〜」と訴えている。

東京ではクーラーの効いた部屋で過ごしていたらしいので
クーラーなしの我が家では、あせもができないか心配
しているが、子供は夏には、あせもができるものだ、という
昭和の想い出を、孫には引き継いでもらいたい、と
願うのは、きっと理不尽と一刀両断されるのだろうな。