甥の結婚式(その1)

名古屋で甥の結婚式&披露宴に出席する。

場所は港の倉庫街に忽然とできた白い建物。
まあ横浜の港の倉庫街なら雰囲気はあるけど、
いかんせん名古屋港ではなぁ、ちょっと、という雰囲気。

建物内の、えせ教会での挙式。
こういうところの神父さんは、独特の西洋人の
イントネーションを誇張して話すよなぁ。
普段話す日本語は、もっと流暢なのに。

チャペルから出て、フラワーシャワー。
この日の名古屋はドピーカンで最高気温が32度にぶり返し。
(午前10時に出発した茅ヶ崎は22度とさわやかだったのに)

炎天下の全員の集合写真で、もう汗だらだら状態。
はい、三列目の眼鏡の方、もう少し左へ、などという細かい
チェックがカメラマンから幾度となく発せられると、ついに
兄貴(新郎の父)が、「もういいから、熱中症で倒れる前に
早くシャッターを押して!」と怒鳴る。全員拍手。ははは。

建物の変な中庭で、ウエルカムパーティが始まる。
ようやく生ビールとか、スパークリングワインとか、
なぜか生ジュースとかサーブされる。
お、中央でイベリコ豚の足がスライスされているぜ。

でもボクは、春秋用礼服なのでとても炎天下にはいられず、
中庭が見られる冷房の効いた室内に。
壁面には、新郎新婦の子供時代からのスナップ写真が
大量に貼られており、当然我々の若い時代の写真も
許可なく貼られている(笑)

かつて毎年末〜正月には、名古屋の兄貴の家に
3〜4泊はしていたもんな〜。
それで兄貴の子供たちとウチの子供たちが、
全員男だったこともあって、非常に仲良く育ってきたから。

全員が社会人となった今では、葬儀のときくらいしか顔を
合わせなくなったけれど、ウチの子供たちは、
マサヒロにいちゃん、カズマサにいちゃんと
今でも親しく呼んでいるし。

お、ようやく披露宴が始まるので会場に誘導される。
(つづく)