「ドラクル」 ネタバレ少しあり

長塚圭史作・演出の「ドラクル」観てきましたぜえ。
弦楽四重奏で、おどろおどろしく開幕〜
舞台が宙に浮いて見えるような演出空間に、にやにや。

宮沢りえも綺麗だが、永作博美の寄せて上げての胸の
大きさと、顔のちっちゃさが目立つ。
海老ぞーの顔が、バカでかく見えるから〜。

宮沢と永作の女の対決シーンは、さすがに圧巻で、
両者とも一歩も引かずの行き詰る好演披露。

長塚の、血しぶきや内臓が出てくる演出は毎度のことだが、
舞台上で子どもを殺したのは初めてではないかの?

そんな舞台を台無しにしたのが、海老ぞーファンのでぶ母娘。
お目当て海老ぞーが、舞台上でどの役なのかすら
わからないでぶ母に、いちいち説明するでぶ娘。

「ほら、今でてきたのが、海老○だよ」「違う、違う、
右側じゃなくって、左側!」とかとか。うるさく、うぜえ。

すぐ前列で観ていた美○純ちゃんも、怒りの振り向き攻撃を
するが、いっこうにお構いナシのでぶたち。唖然。

それにしても、前方に陣取ったおばさんたちは、
ほぼ全員がメタボ疑惑な外見であるという事実は、両者の
関連性になにかしらの理論が体系づけられはしまいか?
(でぶおばさまは、海老ぞーファンになりやすい、とか)

はにかみ王子とやらを見るために初めてゴルフ場に出向いた
おばさまたちが、ギャラリーとしてのマナーすら知らないと
マスコミに叩かれていたが、それと同じような問題だな。

観客に最低限のマナーを身につけさせるのは、やっぱり
主催者サイドの責任だろう。劇場にアナウンスくらいさせても
バチはあたるまい。