番狂わせ

巷では全く盛り上がっていないけど。

今開催されているラグビーのワールドカップの準々決勝で、
世界ランキング1位のニュージーランドオールブラックス
2位のオーストラリア・ワラビーズが揃って敗退してしまった。

オーストラリアの負けは、相手のイングランドが前回優勝チーム
という意地を見せて最高のプレイをしたのと、オーストラリアが
2次攻撃で緩慢なプレイが目立ったことがその結果になったと
ある程度納得がいくが。

ニュージーランドに負けをもたらしたフランスの後半のトライは、
その二つ前のプレイが明らかにスローフォワードであったのが
レフリーに見落とされた結果であるため、やや後味が悪い。

今回はトライの場面だけ、ビデオレフリー制が導入されて、
明らかにトライだと解るもの以外は、すべてビデオで確認して
トライかどうかの判断をしている。これは選手としても
観客としても、非常に納得がいくジャッジとなっている。

が、それ以外のプレイはレフリーの判断に任されているので、
残念だけど仕方ないといっちゃ、仕方ないのかなあ。

自他ともに認める世界一のニュージーランドが、第一回大会
以来、30年近くも優勝していないのが、不思議でならないけど。