東京事変 at Zepp Tokyo

四年前、チケットが全く入手困難状態だった椎名林檎
ライブに行きたいがために入ったファンクラブなのに、
入手手続き期間を見逃し、愕然としながらも、なんとかe+の
最終先行予約で奇跡的に入手したチケットは、
オールスタンディングの会場に、入場する順番となる
整理番号が、ほとんどその会場のキャパと同じな2420番
だったのだった。

18時開場と同時に、「整理番号1番から10番の方、入り口の
前へお進みください」というアナウンスが。以降、延々と
整理番号順の入場が始まるわけだが、ほとんど最後の
我々が入場するまで40分以上かかったわけで。
それまで東京事変の親衛隊?はロッカーにコートや荷物を
入れて、購入したツアーTシャツに着替え、首にツアータオル
を巻いて、寒さに震えながら寒空の下で入場を
待つのであった。

要するに、フルハウスのオールスタンディングの会場に、
ほとんど最後に入場するんだから、前の方に
割り込めるわけがない。

またしてもZepp Tokyo のボクの定位置となった、
会場最後方にあるPAゾーンの真後ろで、金網越しだが、
やや高台なため、ステージ全体が一望でき、なおかつ
踊るスペースが十分に確保できるという、
絶好の?場所に陣取った。

ふたたび要するに、劇的に踊り狂う観衆との身体的接触を避け、
自分なりのペースとテンションでカラダを動かせるという、
大人なボクにとっては、かなりうれしいスペースなのだ。

東京事変のライブに来る観客は、PUFFYBonnie Pink
それと比べるともちろん、EGO-WRAPPIN`と比べてもなお、
レベルが高い。モデル系な美形が圧倒的に多いのだ。

PUFFYの会場に多かった、肥満系オタクな観客は
見事なくらい皆無。こういう観客がぎっしり詰まった会場を
見下ろしてやる演奏はサイコーだろうなー。

逆にPUFFYは、観客を見ないで歌いたいだろうなー(笑)

というわけで、ノリノリなSPA & Treatment と題された
ライブツアーのセミファイナルは幕を閉じたのであった。

東京事変というバンドとしての完成度が高くなったな〜
その中でも、椎名林檎の歌唱力の凄さが、くっきりと
演出された、いいライブだったな〜、という感想。

ごちそうさま。