月曜日の憂鬱

早朝のラジオで、京浜東北線浜松町駅で人身事故があり、同線と線路が隣接する東海道線が全面ストップしていることを知る。そのうち動くだろうと、いつものように支度を始めていると、案の定、8時7分に動き始めたとの知らせが入ったので、家を出て、駅に向かう。
小雨の中、駅の様子がどうも変だ。パトカーが出て警察がなにやらマイクで誘導している。駅に近づくと駅舎の周りに人があふれている。え?なに?東海道線は動き出したのに、改札規制をしているので、駅舎にも入れない人が列をなしているのだった。
人身事故という理由で、駅にも入れない人であふれるということは初めてだ。なのに、人々は悟り切ったかのように、警察の指示に忠実に従って、文句も言わずに、小雨の中をただ待っているのだった。すごいなあ、日本人。というか茅ヶ崎市民。
台風だとか、大地震とかで列車がストップしているのではなくて、原因はいつもの人身事故だよ。それにもう電車は動き出していて、駅舎の外から見えるプラットホームには、乗客がほとんどいないんだよ。これでなんで改札規制する必要があるねん!
まーでも、今日は午前中からそんなに急いでする仕事もないし、目くじら立てて追求することもないかな。会社には、人身事故でちょっと遅れるとメールしておけばエエやろ。という人ばっかりいたんだろうなー茅ヶ崎市民。
この人たちは、やっぱり湘南の風土がしみついているんだろうな。いい波がこなきゃ、半日でも波を待ち続けるサーファー気質というか。決して信長や秀吉じゃない性格を物語っているなぁ〜。うん、ぼくも三大英傑のなかでは信長が好きだけど、ここはJR殺してもしょうがないし。湘南の地に住んでもう23年経つんだから、いうなりに待ちましょ。はいはい。
というわけで、駅についてから、電車に乗るまでにきっちり一時間かかった朝だった。最近のJRの遅延証明は、HPから発行できるんだそうで。(二日間のみ有効らしい)
http://traininfo.jreast.co.jp/delay_certificate/pop.aspx?D=20080414&R=01