たけのこなよる

「差し入れてもらった筍、申し訳ないけど良くなかったですよ。根の方の三分の一くらい、包丁入れられないくらい固かったです。」とタケノコのプロに言われりゃしょーがない。閉店間際の場外の店で「京都産」だという理由だけで購入したものだからなぁ。
でも、調理できたのは少しの量しかなかったが、しっかりと美味しい「若竹煮」にしてもらった。あとは「桜蒸し」と「吉野煮」。さすがに、この手の薄味なダシ味は、絶妙な仕事するなぁ。改めて脱帽。
〆に食べた「新わらびのまぜご飯」と「あさり汁」が、こりゃまた格別で。今シーズンの筍食べ納めにふさわしい晩餐となった。もう、いつ夏が来てもいいぞ。
と、ルンルン気分で家に帰ったら、ご近所の友達からのでっかいタケノコが玄関先に、ごろんごろんと二つ。うひゃ〜と言いながら、早速茹でてみた。明日はどうやって、食べようか?そうだ、料理人・風に任せてみよう。