初めてのハーフマラソン

フルマラソンを走ってみようと決意して、振り返ってみたら、今までで一番長い距離を走ったのって、高校ラグビー部時代の遠距離走=10kmだったんだよね。でも当時は、短距離だけでなく10km走も、そんなに苦もなく上位でフィニッシュした記憶があるけど。(40年前だぜ)
この前の江ノ島往復走=約12kmで、最長距離を伸ばし、今日、ウチから江ノ島まで行って戻ってくる往復で12km、ウチを通り越し今度は西へ柳島海岸まで行って戻っての8kmで合計20kmに挑戦してきたんだけど。
気温が上がっていたので、350mlの水を入れたボトルを腰につけ、帽子をかぶって5本指に別れたソックスを履き、心拍計を装着して、GO!
海岸までのウォーミングアップを終え、江ノ島までの6kmは、心拍数150の前半で押さえるのに苦労する。(もっと、とばせる気がするのを、あえて押さえることが大切なのだと教わったので)折り返し地点で、腰に付けたボトルをとって、走りながら飲もうとするが。。。。飲めないじゃん!!TVで見ている給水ポイントでの水分補給。。簡単そうに見えたのに。。。
走っているカラダが上下に動くからなのか、口に入らずに、ジョバジョバと胸を濡らすだけ〜。しょーがないから、止まって飲んだけど。。。これ、練習しなくちゃ!
出発地点に戻ってきた時点で、1時間17分経過。目標時間より5分オーバーだけれど、足は快調だし、心拍数は153前後だから、もうちょっと上げてみるかという、余裕な12kmの通過地点だったけど。
15kmを過ぎたあたりから、左太ももと左足首に違和感が。う〜ん、違和感があるまま、走り続けていいんだろうか? ま、そんなにたいしたことなさそうだから、走っちゃえ!(この判断は、今までの、けれど多分に若い頃の、経験値による判断)
柳島海岸を折り返してから、風が逆風になったこともあり、足取りが急に重くなる。多分、これが、本番フルマラソンでの30km超えたあたりから訪れると言われている「壁」なんだろうなーと実感。たしかに、つらい。ほんとにつらい。ランニングフォームは、決して乱れていないと思うけど、いかんせん、足がイメージ通りに前に運べなくなっている。
従って、心拍数も140台から130台まで落ちるけど、なんともできない惨めさ。足が思うように早く動かないから、心拍数もそれに応じて落ちて行くわけだ。何度も歩こうかと思ったが、とにかく最後まで走ろうと。その意志だけは守り通そうと。バタバタながら20km地点までたどりついた。
かかったタイムは2時間2分。最後はバタバタになったけど、トータルタイムでは目標時間より2分遅れただけだから、良しとしよう。このままのペースであと10km走ることができたなら、30km3時間と、昨日の無国籍居酒屋のママと肩を並べることができるわけだしさ。
でも、この時期(本番6ヶ月前)にハーフマラソンを走ることができたことは、有意義だったなー。でもでも、太ももの筋肉痛は、走り終えた時から始まっており、ん? 高校生時代の筋肉の質に戻ったの?というくらい、懐かしくも新鮮な感覚。シャワーを熱いのと冷たいのとを交互に浴びることを繰り返し、最後は冷たいので終了。(これも筋肉の疲労回復の豆知識)念を入れて近所のドラッグストアに、サロメチール(スプレー)を買いに行きましたとさ。(懐かしのクリームタイプが、なぜかなかった)