「グーグーだって猫である」封切り 9月6日(ネタバレあり)

待ちに待った封切りの日。茅ヶ崎でかかっていないので、隣町(市だけど)の平塚へ2回目の回を夫婦50で。観客は20〜30人くらいで、ハコの1/4程度の入り。若者もそれなりにいるが、何といっても中年以降の品の良い女性の多さが目立つ。ああ、大島弓子ファンなんだろうなーとなんとな〜く解る雰囲気。
映画は始まって割とすぐに焼き鳥屋のシーンに。道路に面したカウンターで、ずーっとビールを立飲むフリをしながら、焼き鳥を頬張るフリをしているエキストラ役http://d.hatena.ne.jp/shonanbowz/20071001だったが、残念ながら確認できず。(要DVDチェック!)
麻子先生が19200円の全集を出版した記念のパーティのシーンhttp://d.hatena.ne.jp/shonanbowz/20071003では、麻子先生の業界の友人漫画家の「マイク曙」役として会場でビールを飲みながら談笑しているんだけど、こっちはバッチリ画面に登場していた!
なんてったって、同じフレーム(画面)の中に、キョンちゃんと一緒に写っていることが素晴らしい!角度を変えて2画面で登場していたよん♪うん、ちゃんとビールを飲んだフリして、談笑しているように見える!(実際は、声を出さないで口パクで談笑している←役者やのう)
出演者のクレジットが出ている枡野浩一氏や知り合いの萩原氏がキョンちゃんとセリフで絡む(挨拶する)シーンがカットされていたので、そっちより目立ってるじゃん、と感じたのは、スキンヘッドとレンガ色の目立つジャケットのせいかも?
観終わって、不思議な感覚になる映画だった。厳しい現実と夢のようなファンタジーが融合して、「生きる」ことへの讃歌を聴かされているような気がしたのだった。ほのぼの元気ぃ〜
原作本にはない、青自(加瀬亮)という青年が登場するようになったのは、キョンちゃんが犬童監督に、「『夏の終わりのト短調』『赤スイカ黄スイカ』『四月怪談』などの大島作品に、青自のような男性が登場すること」を指摘したからだという。「彼らは主人公が置かれた状況を見守り、恋愛とは少し異なるカタチでほんの少しだけ彼女たちを救ってくれる」らしい。ふうん。
サバ役の女性は、企画段階では岸田今日子を想定していたらしいけど、サバが死んだ時の猫年齢を考えると、そっちのほうがステキだったろうな〜と思ってしまった(撮影に入る前に、岸田さんはお亡くなりに)。
予約券があるので、近いうちに東京のスクリーンでもう一度みなくちゃ。DVDは必ず買うぞぉ〜!