30年ぶりの「上海バンスキング」 3月9日

渋谷のコクーンに「上海バンスキング」を観に行く。なんでもコクーンでの上演は16年ぶりらしいけど、ボクにとっては30年以上ぶりの公演なのだ。
たしか入社して2年目、六本木というよりは西麻布のオンシアター自由劇場に、「もっと泣いてよフラッパー」に続いて観に行った記憶がある。
いくつかのシーンや曲は断片的に覚えているが、トータルとしてどんなストーリーだったのかが、おぼろげにしか想い出せないでいた。
ようやく手にした中二階の立見席だったけど、立見だったからこそ、スウィングジャズの生演奏や歌に、カラダをスウィングさせて全身で楽しむことができたと思うし。
吉田日出子のセリフのイントネーションや、高音の伸びは当時のままだと思ったけど、オペラグラスで見ると、ハイビジョンのように年輪がくっきり見えてしまうのだった(だって66才だもん)
パンフによれば、79年当時の小日向文世は入って2年経っていたので、今日のようないい役じゃなかった(と思う)けど、既にアルトサックスを吹いていたのかなぁ〜
とにかくゴキゲンなミュージカル(ミュージカルでいいんだよね?)だった。関係者席の松尾スズキ氏も、音楽に合わせて小さく手拍子をとっていたのがほほえましかった。
終演してアンコール後、それぞれが演奏しながら客席に降りて、通路を進んで退場して行く〜おお、これはロビーで、もう一演奏するに違いないと思ったときは既に遅し! もう黒山の人だかり!


写真はボケちゃっているけど、このステージと客席の感じが当時の自由劇場を彷彿とさせたのだった。
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あ〜、あの頃は、今日演じた人も観た人も、30年若かったんだ〜!
(このオフステージ付演奏も含めての立見3500円は、超お得だよ)
終演後、表に出たらみぞれまじりの寒空だった。ペコちゃん、ありがとうね〜