かくん、と・・・(46日目)

チャットをしてる最中に、話題が教育談義になり・・熱く語り合った。
あ、一方的に、語った・・が正しいかな?

長男が小学校高学年のとき、学校からアンケートのようなものを持ってきた。将来、なりたい職業を本人が記入して、それに対するコメントを親が記入する、というものだったと記憶しているが。

その時、ちょっとひっかかって。(あ、昨日の続きになっちゃった?)
まず、「どういう夢をもっているのか」が先にあって、
その夢を実現させるために、どんな職業に就く手段があるのか、
を考えさせるほうが、適切な順序じゃないのか・・・?

たとえば、「戦争のない世界にしたい」という夢があって、
それを実現させるために、こういう仕事をするんだ、とか。

「金持になって、両親に大きな家をプレゼントしたい」という夢を
叶えるために、「プロ野球の選手になって、ガンガン稼ぐんだ」とか。

「おとうちゃんの命を奪った癌をなくす」ために「医者になる」とか。

「○○になること」が、人生の目的じゃないでしょう、と。
今の学校は、先生は、そういう指導をしているのか、と。
・・・というようなことを、長男の持ってきたアンケートの裏に
切々と書き込んだわけで。

長男には、こう思うから、こういうことを書いたと説明し、持たせた。
おまえが「芸能人」になりたいと書いたから、こんなことを書いたんじゃないよ、とも説明したと思う。

おまえも、ただかっこよさそうだから芸能人になりたい・・という
自分中心発想ではなく、世の中をこうしたいから、とか、
こういう人々を救いたいとか、他の人のことを発想の原点とする
考え方ができるようになりなさい、と諭した記憶もある・・・。

小学生の長男が理解したかどうかは、別問題で、
父親の「熱さ」を感じてくれればいいな、
と、その時は思った気がする。

うう、なんか遠い場所を見る眼になっちゃったなー。

えー、このような熱い話題をチャットでしている最中に、
かくんと、ほんとに かくんと PCの前で突然寝ちゃったのである。

はっと気づいたら、2時間経過・・・・
チャットの画面には、「どうしたの?」「大丈夫?」という
数行のあと、「おやすみ〜」という文字が・・・。

うう、もうしわけなし&なさけなや・・・