ラグビーW杯所感  その2

◇ ユニフォーム

フランスのユニフォームにクレームをつけたら、
なんと ラグビー発祥の地 イングランドも、仏と同じ
NIKEのハイネックユニフォームを着ていた。

それもフランスと色違いでやんの。

こんなチームに優勝させるなよー!


◇ ビデオ判定

今大会からかどうか知らないけど、トライの判定に
公式にビデオが活用されることになった。

確かに今大会だけで、もう4度ほど微妙な場面(トライ
したのかどうかが、肉眼では判断できない場面)が登場し、
その瞬間を、3方向くらいのカメラから撮った映像を見て
判断していた。

うん、確かに非常によく解るし、第一フェアだ。

けど、なんか、ラグビーらしくない。

昔、ラグビー選手の心得みたいなのを学ぶ時に、必ず
登場したのが、英国軍の兵隊が戦場で死んでいく場面で、

何か言い残すことはないか?と聞くと、その死んでいく兵士が
「あの△△のラグビーの試合で、レフリーにトライじゃないと
判定されたが、あれは絶対にトライだった」と語って
死んでいくシーン。

ラグビーに於けるレフリーの権限は絶対で、それに文句を
つけることは決してしないが、真実はこうであった、という
なんともはや、あまりに英国紳士的なエピソードではあるが、

ビデオが導入されたおかげで、レフリー判断の絶対イメージに
傷がつかなきゃいいと、漠然と思った。

それより、ビデオ判定は早く日本のプロ野球界で導入しろって、
高齢審判団のホームランかどうかも見えない輩よ。