最近のハマリもの
◇ 築地市場
オフィスが汐留に移転してから、昼飯の楽しみが激増した。
各種若者向き雑誌で取り上げられているいわゆる汐留地区の
高層ビルにある有名なトレンド店には、いまのところ行ったことは
ないし、行く気もおこっていない。
狙いは、築地か西新橋。
とりわけ築地は、今までは行きたくても行けない事情もあったので
いま、どっぷり浸ってます。 そうね、週に3回くらいだけど。
汐留エリアからだと築地市場入り口まで徒歩で約8分。
(万歩計計測で約1100歩) 近いでしょ?
でもこの距離を、若手社員は「遠い」という。
ふん、お前らはブロイラーになっちまえっ!
昼飯ピーク時を30分ずらすだけで、築地市場内にある鮨の
人気店前の行列が半分になる。(並んでるのは、ココだけ)
その時間帯に、この風貌で、一人で飲食店に入ると、
こっちが(一応)ネクタイしているのに、「同業の方ですか?」と
尋ねられてしまう。 でも、なんとなく イヤな気はしない。ふふふ。
あ、とにかく、うまいっすよぉ〜
でも、やっぱ美味いものは、絶対的に高い!
(確かに 相対的にはかなり安いけれども)
◆ 黒蝿(上)(下)
そう、パトリシア・コーンウェルの検屍官シリーズの第12作目。
(約三年ぶり)
これが12月に出ていたのを見逃していた。 ちっ。
「検屍官」(日本では`92年)での衝撃的なデビュー以来、
全ての作品を読んでいるけど、それらの作品のプロットが、
同一時間軸でつながっている点が、面白さの一要素だ。
前作で解決したと思った事件が、時間経過したら こういう
事件に発展していた〜というように。
主人公たちは、時間とともに年をとっていっているわけで。
(サザエさんの登場人物が全く年を取らないのと対称的)
その黒蝿(上)をようやく読み終えるところ。
うん、結構ズルズルと引きずり込まれてますがー。
三年前に読んだ内容は、それなりに曖昧になってきてるし、
(ということは今回のストーリー展開との関係が曖昧に?)
なんとなく作品的にイマイチな周りの評価が耳に入って
きてしまってるけど。
うるさぁ〜〜い、ボクが面白いと感じたら、それはそれで
いいのだー、コーンウェル本人がステキだしー、
というファン心理なのでした。
ふんっ!