サクラガイ
早朝の散歩の時、砂浜を走らずに ゆっくりと歩いてみる。
さまざまな貝殻が落ちていることを、あたりまえながら発見。
なかでも、サクラガイ。
健康なつめのような淡いピンクで、大きさも爪くらい。
向こう側が透けて見えるくらい薄い、すなわち もろい。
このサクラガイは、明け方の朝日の光の波長の下でしか
はっきりと見ることはできない。。というと、何か神秘めいて
好きだけど、本当のところは早朝じゃないと、誰かに拾われ
てしまうので、発見できない。。。。ということらしい。 ちっ。
でも、一日に1〜2枚発見できるかできないか、というほど
貴重品で、最近は日本の他の場所でもごく限られた砂浜で
しか採取できないらしい。
このサクラガイを何枚かまとめてショットグラスなどに
入れておくと、とてもキレイらしいが、なかなか溜らない。
貝殻に小さな丸い穴が開いているのは、ツメタガイという、
貝を食べる貝に穴をあけられ、食べられてしまった跡だ。
ああ、いかん。 すてきな夢を。