hiromichi nakano 2006 spring & summer

キョンちゃんがモデルとして登場するファッションショーの招待券をもらう。神宮は絵画館前に設営された特設テント(といっても立派なプレハブ建造物)が会場。
開場20:00、開演20:30と記されていたが、どうせスタンディングのチケットなので早く行く必要もあるまい、と20:10ごろテント前に到着。

すでに長蛇の列の最後尾に並ぶ。
二つのテントの間にあるタテ3mヨコ5mくらいのスクリーンには、ファッションウィーク中に既に終了したショーの録画が流れている。それを見ながら寒空の下、待つ。我々の後ろにも、どんどん列が伸びていく。

開演時刻の20:30を過ぎても、列の先頭はテントの入り口の前に止まったまま。しばらくしてようやく入り口が開き、徐々に列が吸い込まれていく。とその時、スクリーンの映像が「LIVE」に切り替わり、ざわめきが起こる。

並んでいる20人くらい先で、進行にストップがかかる。で、突然 係の人らしき若い男性が、、「ここからの方は、入場できませんので、スクリーンでお楽しみください」と堂々と「伝達」したのであった。謝罪の姿勢なし。「そんなバカなことあるかよー」と言って入り口に駆け寄る若者も、通せんぼされてうなだれる。

たとえ会場が突然変更になって、結果として収容可能人数より多く集まってしまっていたとしても、もっと早い時点で何らかの対処ができたはずだということ。(無料チケットの配布数のうちの、どのくらいが本当に来場するかという歩留まり率の「読み」を、誰がどのくらい間違えたのかは、ここでは追求しない)

チケットを手にして並んだのに入れなかった人、約50人。
寒い中、スクリーンでショーを見続け、最後のナカノ氏の登場で暖かい拍手をした人、約100人(上記の50人含む)。

いくら無料イベントだからといっても、30分間並ばせた上でのこんな対応はないだろう、というイベント運営者、ならびに主催者に対する感想。

寒空の下、スクリーンで見た肝腎のファッションショーの内容は。。。

冒頭の曲がサンボマスターあの鐘を鳴らすのはあなた」で、まずびっくり。春夏コレクションなので、ひらひらしたり、シースルーであったりする軽やかなイメージのステージ。モデルの足がかわいそうなくらい華奢だったり。よーくみると、ステージ(モデルが歩くところ)には白い砂が敷き詰められていて、ヒールの靴では、やや歩きにくそう。ハナちゃんもモデルとして登場。

Bonnie PinkBob Dylanの曲に続いて、突然「艶姿ナミダ娘」が流れる。
一目でキョンちゃんだとわかる。スカートがシースルーで色っぽいねー♪ っていうか、シースルーだぜぇ!
スクリーンで見る限りでは、小ささを感じさせない堂々としたウォーク。
笑顔が、なんてったってすばらしい!(これがショーのど真ん中)

またBonnie Pink(「真夏の果実」 さすが湘南暮らしな選曲)、Bob Dylan(「Just like a Woman」)と続いて、サンボマスターの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」に。オオトリは、キョンちゃん、黒をベースにした生地に小さな花を散りばめたフェミニンな服で。お、裸足だ(と記憶してるけど)! 笑顔がこぼれおちてるってば。(大画面に超アップ)

フィナーレでモデルがずらりと出てくると、やっぱりキョンちゃんの背は彼女らの肩くらいまでしかない。ナカノ氏がソデのキョンちゃんを手招きし、中央に呼び出して手をとりあって、礼。ナカノ氏は恒例の両手を合わせて感謝のポーズ。寒空でスクリーンを見ているヒトからも暖かい拍手が。

終了直前に配られたパンフの中にあるナカノ氏の直筆の手紙に。
「そして今回・・・前回に引き続き特別に出演して頂いたのは・・・小泉今日子さん 22年前初めて出会った時からのファンです。いつまでもチャーミング・・・素的な人です。私にとって特別な人です。」と書いてらっしゃいました。

いろいろあったけど、シースルースカートのキョンちゃんを見た日にゃあ!