池ノ上の地下の夜
贔屓の11人編成インディーズバンド「モダーン今夜」の
ヴォーカルの女の子(ほとんど全曲を作詞作曲)が、
小ユニットで活動している「黒猫船」の演奏を聴きに
渋谷から井の頭線各駅停車に乗って三つ目の池ノ上へ。
30人入ればいっぱいになる地下のライヴハウス。
カウンターでフレッシュチーズにワインを呑みながら。
最初のユニットは、ボサノバ主体のカバー曲メインで。
ヴォーカル、ギター、パーカッションのシンプルな3人編成。
えっ、こんなに歌うまかったっけ? というくらいに、ぐいぐい
自分の世界に引きずり込んで行く。 すごい。ぱちぱち。
次のユニットは、バンドのメンバーである二人と登場。
ギターとアルトサックスで、ノラジョーンズ、はっぴーえんど、
キャロルキングなどをカバー。 オリジナルも数曲。
全曲口ずさめる選曲が、渋くてたまらん、20才代の若者め。
トータルで2時間弱の演奏を、スウィングしながら堪能。
ごちそうさま。
でも。
地下の狭いライブハウスを禁煙にしたら、やっぱり雰囲気が
ちがってきちゃうんだろうなー。
(煙たかったわけさ)