「キャッツ、にゃ〜!」 その2

木更津駅西口からバスに揺られて内陸部へ約30分。受付には、「ホームページ(TBS)」と「木更津市」と「それ以外」の3種類の分類がしてあった。 が、それ以外って何じゃい? コネかい? と一瞬むっとするも、2006木更津キャッツアイワールドシリーズのコンパクト(入場証がわり)がもらえたら、二人とも自然に にっとしていたのだった。

受付から山道を歩いて行くと、あるお寺の敷地内、というか、山の中に、野球場はできていた。ショベルカーやブルトーザーが傍らにあるし。バックネット裏あたりに。。。。おっと、これ以上は描写できねえ。

200名近く集まったエキストラの主力は「若い女性」なわけで。そんな中、スタッフが「たいへん失礼なことを皆さんにお伺いします。この中で35才以上の女性の方、いらっしゃいますか〜、手を挙げてください」と叫び出した。同胞 月乃さんは、一瞬躊躇しながらも、質問の意図(すなわち、特別な役柄選定)を把握して、果敢にも手を挙げたのだった。

スタッフは手を挙げた月乃さんの容姿をまじまじ見つめたのに、選ばなかった!   実はこの役は、美礼先生(薬師丸)の周りで一緒に応援する赤いトレーナーを着たおばさん軍団なのだった。だからここには、「美礼先生を引き立てるおばさん」が適役なのであり、月乃さんは、「美礼先生と容姿がかぶっちゃう若めな人」とスタッフに判断されてしまったがタメに、選出されなかったのだった(と解釈した)。

次に声だけ収録するということで、男女8名くらいずつ抽出された中にボクが入っていた。いろいろな人の声をミックスさせたいという思いの中では、貴重な「年配の男性」である坊主の存在は、必然の選択だったのかも知れない。野球場に連れて行かれて、円陣を組まされて、練習させられたのは、おなじみ「木更津〜キャッツ!」「ニャーっ!」「キャッツ!」「ニャーっ!」「キャッツ!」「ニャーっ!」のフレーズ。このフレーズのアタマとオワリに、バリエーションなコトバが入るから、という。

しばらくしたら、男性キャストが勢揃い。ぶっさん、アニ、マスター、バンビ、うっちーの5人に、オジー、猫田、山口、店長、ぶっさんパパ(こひさん)、うっちーパパ(いっけい)と、我々エキストラが同じ円陣を組んだんだよー!! わお〜〜ぅ!! そいで、バンビの掛け声に合わせて、例のフレーズを大声で、「にゃあ〜〜〜〜!」

嗚呼、エキストラとしては、これ以上ない程の幸せなり〜〜  でも、声だけではわかんないだろーなー

観客席に戻ってしばらくしたら、小雨が。ううう、寒い〜。おお、今度は女性軍が登場。美礼先生、モー子、ローズ、ユンソナ平岩紙。美礼先生は、さすがにきゃわいい〜。足がスラっとしていないところなんか、キョンちゃんとダブるし〜。妙にしんきんかん〜。

この日は、こひさん、店長(嶋)、平岩に美礼先生が、オールアップで花束をもらっていたなー。(遠い目)
と懐古したエキストラ収録最後の日(ほんとはもう一日あったけど)。あー、秋の公開が楽しみ〜