京王プラザ多摩:宴会場にて

エキストラ出演の二日目。設定は、キョンちゃん演じる
漫画家の小島麻子先生が、全集を出版する記念パーティ。

で、今回初めて役柄名のあるエキストラになったのだ〜。
マイク曙という名前の漫画家で、胸に「マイク曙先生」という
リボンをつけての登場!

小島先生と仲がいいのでパーティに招待されて、祝福に
やってきたという人物設定なので、キョンちゃんと接触がある
役かも!!とイロメキだったが、漫画家先生役のエキストラは
腐るほどいたのだった。しゅん。

業界のパーティなので、大人数が必要なわけで、今回は
二つのプロダクションから総勢70名ほどのセミプロ的な
エキストラの人々が集められていた。

60才以上の高齢者の方々も大勢で、みんなそれぞれにとても
個性的な顔立ち。白髪の長髪を後ろで束ねている人とか、
かっこいい髭面の人とか。そういう中ではスキンヘッドも
業界人らしくて、使い勝手がよかったのかも。

7月の時期設定で、バリバリの正装ではなく、業界人らしく
ややくだけたパーティ衣装で、というリクエストだったので、
ベージュの綿パンの上に白のポシャツを出し、レンガ色の
麻のジャケットを、やや腕まくりして着てみた。
靴は、ベージュスウェードMBT。えへん。

リボンを胸に、撮影現場に入ると、キョンちゃんと梅○かずお
先生(ホンモノ)が後ろ姿で談笑中。その隣に、ハギーが!
歌人の枡○浩一氏の紹介でかりだされたと言っていたけど)

そのハギーはキョンちゃんから「なんであんたがここにいるのよっ」
と追求されたらしいけど、そのハギーがキョンちゃんに、「ほら、
あそこにも知り合いがいるぜ」的なことを言ってボクの方を
指差したので、キョンちゃんがボクのいるほうに振り返った。

3mくらいの距離にいたボクは、キョンちゃんと目が合ったので、
「あ、どうも〜」的なはにかみ会釈をしたら、キョンちゃんも
ニコっと笑顔で返してくれた(感じがした)。わ〜い、わ〜い。

そうそう、キョンちゃんは大○弓子先生に似せるため?か、
髪の毛をソバージュ風にしていたのだった。
どんなヘアースタイルでもかっこいいなー、というのが感想。

黒のふりふりのワンピースに、チャコールグレイのぺったんこの
靴をかかとを踏んで履いていたということは、背を低いまま見せる
演出なんだろうな。(撮影の後半では、緑色のクロックスに
履き替えていたけど=足もとはうつらない場面で)

延々とパーティ場面が撮影され続けていく。
シーンごとに、テストが3〜4回で、本番も2〜3回。
同じシチュエイションでカメラ位置を変えてのテスト〜本番。
途中、昼のロケ弁やら、待ち時間(出番なしのシーン)も長い。

パーティのシーンなので、いろいろ有名どころの人も登場。
松○智恵子、角川会長(本人)、森三○、上○樹里、田中哲○、
村上○樹、槇村○とる、などなど。

映画の画面にボクの登場場面は残っていないかもしれないけど、
ボクの目的は、撮影シーンにおけるキョンちゃんの演技の過程を
確認することだったので、今回の現場は、大満足のものだった。

監督の演出指示に、的確に女優の演技で返すキョンちゃんを
間近で楽しめるという素晴らしい体験は、実にたまらんのう!