MISIA EIGHth WORLD Tour Final in 横浜アリーナ

MISIAの恒例のライブツアー。今年も横浜アリーナが最終で、それに行ってきた。MISIAのライブは2000年の初のアリーナツアー以来、毎年参加してきたが、今回は最悪のライブだった。

まずステージデザインが、真正面に位置するごく一部の観客のことしか考えていないような造りで、少しでも左右ぶれると狭いスクリーンが見えないこと。2年前まであったステージ後方の大スクリーンがないため、スタンド席からはどんな衣装を着ているのかさえ、ほとんどわからない状態。これは恐らく、後で放映されるWOWOWの契約率や、DVDの売上げを上げようという意図じゃないのかな。

19時開演のはずなのに、平気で25分も開演が遅れた。いつから、そんなに大物風を吹かせるようになったんだい、MISIA ?デビュー当時は、あんなに素直で初々しかったのに。

曲間が意味なく長い。MCもないのに、30秒くらい平気で待たせる。せっかく盛り上がった気分も盛り下がってしまうくらいの静寂の間。ツアーファイナルなのに、最後のMCが決まらないで、同じようなことを繰り返してしゃべるだけ。

たしかにバラード系の歌は、歌詞もハッキリと聴き取れ、ぐいぐい引っ張るヴォーカルはさすがに凄いが、今回よかったのは、これくらいだけだったかな。

そういえば隣の席の男が、MISIAの歌といっしょに歌いやがって、それが音程をはずしてるんだから、耳障りでしょうがない。オレは高い金を払って、おまえの下手な歌を聴きにきたんじゃねえっ!と言ってやろうと思ったけど、そこは大人なので、左側の男に解るように、左耳に左の人差し指を突っ込んでアピールしてやったら、歌いやんだ。ははは。

しかしなんだな、ライブの会場で一緒になって大声で歌っているやつは、周りの迷惑を顧みずにスパスパ煙草を吸っているやつと同分類だな。とここまで書いて、気がつきました。はい、今後はボクも歌う時は口パクにします。