体験シリーズ その2 銀座「あ○み」&バー 4月3日

京料理の大御所=京味で修行した浅見氏が、料亭が立ち並ぶ木挽町(銀座8丁目)に出した日本料理店にて夜のコースを。オープンキッチンのカウンターに座ったが、マスコミのライバル関係にある客がよく使うので、料理人と客との普通の(料理以外の)会話はない。浅見氏と若い衆一人はカウンター内で黙々と職人作業をこなしていく。それを見つめる風。いいね。名物の焼胡麻豆腐から始まり、鯛の白子にたらの芽の天ぷら、しんじょの桜蒸し、鯛と炙り鰹の刺身、お碗は若竹煮、煮魚はアイナメ、焼は鱒。そして締めに名物鯛茶漬け。デザートはきしめん状の葛きりを黒蜜につけていただくもの。どの料理もシンプルで繊細な味。
お勘定のときの「領収書は要りませんから」というフレーズが、自分ながらカッコイイわい(笑)。でもそれは、お勘定係の人にしか聞こえないような小声で申し訳なさそうに言わなくちゃ、カッコ悪くなってしまうからね。
勘定を終えて外に出ると、そこには裏口から出た浅見氏以下6名の白装束の料理人たちが立ち並んでいた。我々が角を曲がって見えなくなるまで、6名はお辞儀。こういうところがパキンとしていてかっこいいんだな〜
日本一うまいビールを飲ませる(とボクが思っている)ビアラ○ゼ‘98で2〜3杯飲もうと行ったら、21時過ぎなのにびっちり満席で、外に3人並んでいる状態。ちょっと春めくと、コウなっちゃうのかよ、この店は。生ビール一杯ずつだけで、すぐに退散。
せっかく銀座に来ているんだからと、地元のバーFでいつも話題になる2店に行ってみようと。まずRに。ピーンと張り詰めた緊張感が漂う店。その緊張感が気持ちよく感じる店。氷を入れないジンフィズ(その店の流儀)一杯ずつで思い切って店を出た。よく一杯だけで出られるね、そこがすごいと風驚く。
次に隣の隣のビルにあるT。言わずと知れたハードシェイクで有名な店。風ははじめてなのに、上田さんにジャックローズを作っていただけた。ラッキー!いかにも銀座!という華やかな店内と銀座値段にびっくりする風。ははは。
茅ヶ崎に戻って、Fで同じカクテルを飲み比べてみる。やっぱり湘南界隈ではうまいけど、銀座のレベルの高さを再確認した次第。コストパーなら絶対地元Fだけどね。