「桜姫」千秋楽 6月30日

シアターコクーンにて、現代版「桜姫」の千秋楽を、途中休憩15分を含む3時間、立見席で。舞台が、いつもより観客席側にせり出している変形だったので、コクーンシートや立見からでも、ちゃんと全部見渡せたのでよかった。
でも、変形舞台ゆえに、後ろ向き(?)でしゃべるセリフは、立見席では若干聞き取りにくかったかも。
3時間立ちっ放しは、いつも3時間走りっぱなしをしているので、全然楽勝ちゃん。それに、やっぱりさすが長塚圭史のシナリオは、ぐいぐい引き込まれる。ま、古田新太や秋川奈津子、笹野高史大竹しのぶら芸達者陣が、絶妙に笑いを提供してくれるし。
でもなんといっても圧巻だったのは、最後のほうでの白井晃中村勘三郎との激しい掛け合いのセリフ合戦! 今思い出しても、これは凄かったな〜。原作の桜姫にもあるのかな? とにかく、原作を知らないと「ん?」なシーンが幾度かあったらしいけど。
千秋楽だったので、カーテンコールは何回あったんだろうと思い出せないくらい。もう、二度目からほぼ全員がスタンディングオベーションだったなー。やっぱり歌舞伎ファンが多かったからかな。(ボクも当然スタンディングだけど)コクーンシートのお客さんだけ左右とも全員座っていたのは、何か訳があったのかしらん?