Special collaboration in Chigasaki 9月6日夜

朝霧高原のレースの日の夜、地元茅ヶ崎で特別なディナーが企画されていた。馴染みでお気に入りの茅ヶ崎の3店(「ワインバーKOU」「フランス料理 シェ ヒャクタケ」「旬料理の店 凛」)がコラボするのだから、行かない訳にはいかない。
何でもフレンチ2皿、和食2皿の計4皿のそれぞれに、最も合うワインと日本酒を4杯ずつ楽しめるとのこと。
このディナーに、渋滞につかまったボクは2時間半遅れで参加したのだった。
まずは、アミューズ3点。これにはマカベオ100%で作られたカヴァを合わせた。うん、アペリティフとしてステキな軽さ。
続いて出されたのは、生魚の彩り膳(旬のお刺身3点、〆鯖と漬けマグロの手毬寿司)。これに合わされたワインは、辛口なアモンテリャード。まぁシェリー酒だけど辛口だから刺身系にも意外に良く合った。
日本酒は御湖酒のワイン樽仕込みの純米吟醸。(長野/菱友醸造)初めて味わったけど、澄んだ味が白身魚にぴったり。
フレンチの一品目は、ヒャクさんがふざけて「水餃子です」と言ってサーブしてくれた「フランス産フレッシュフォアグラときのこのラビオリ トリュフと栗のピューレ」。確かにフレンチは、材料名を並べるだけの捻りの無いネーミングが多いんだけど、これを食べる時間は全員絶句したという逸品。
う〜〜〜ん、確かに。素人にも解る絶品さ加減。細かい味の表現が必要ないほど、本日のNO.1だったな。
これに合わせたワインが、イタリアのヴィーニャ ディ バリーノの06年。これは樽ではなくセメントタンクで熟成させているというが、そこは唸るのみ。
これに対し日本酒は蓬莱泉の「和」(純米吟醸の火入れ原酒)。通常は瓶詰めされないものらしいけど、優しい日本酒らしい味がしたというくらいしか、覚えがない。

次の「火入れ盛り合わせ膳(カマス柚香焼うにのせ・松茸干草揚・のどぐろ煮付け)」には、五凛を合わせてきた。たしかにこれなら食中酒としてオールマイティだ。ワインはヴェーレナー・ゾンネンウーア・カビネットの05年。少し甘味のある透明感あるリースリングだった。

デザート前の一品は「鹿児島産黒豚の肩ロースの煮込みのムニエル」 グリンペッパーが効いている。ワインはコート・デュ・ローヌ 06年もの。う〜ん、このしっかりしたボディでスパイス感のある味、好きだな。確かに煮込みのムニエルに合っているし。
日本酒は香川の悦凱陣の山廃純米無添加原酒を持ってきたか〜強烈な料理には強烈な酒を合わせるという、気持ちのよい選択。

後は無花果のデザートが出てきたが、6時間も走ってきた身にとっては、「もっと食って、もっと飲みたい」気分だったな〜。

全体的に見れば、和食がやや貧相な感じがしたのは否めない事実だったが、総合的なクオリティの高さは、それを補って余りあり、素晴らしかった。特に普段飲めないようなお酒たちのプレゼンテーションは、飲んでいて気持ちよかったし。 ぜひまたやってほしい企画なので、3店にはそう伝えておこう。