高野山トレイル その1 10月3日

昨日部屋に戻って、ベッドに倒れ込んだようだ。はっと気がついたら朝の5時! カラオケ時と同じ服装のままだった。
朝飯どうしようかなーと冷蔵庫を開けたら、昨晩姐御が持ってきてくれた秋刀魚ご飯が半分以上残っているじゃん! ラッキーってなもんで、がっつり美味しい炭水化物をいただきました。で、昨晩の宴の後片付けをしていたら5時半になったので、念のために、6時に迎えにきてくれることになっているいくぴにメールしたら。。。
「昨日、7時っていうたやん!」と怒りの返信メール(笑)
すんません、起こしちゃって。昨晩のカラオケ以降の記憶が飛んでいるボクとしては、一時間以上入念にストレッチして7時まで過ごしたのでした。
海南市の中心街?からトレイルする町石道の拠点となる慈尊院そばの駐車場までは、クルマで約1時間。背中のハイドレーションに500mlくらい入れてあるけど、昨日飲み過ぎた酒のこともあるので、途中のコンビニでポカリの500mlを買って、ほぼ飲み干しておく。
紀ノ川のほとりにある駐車場から、しばらく民家をぬって進んでいくと慈尊院がある。ここから高野山の表参道に当たる「町石道」という大門までのルート(観光案内では歩いて約6時間のコース)をトレイルランしていくのだ。残念ながら、慈尊院の建物の一部は工事中だったけど

ここから高野山までは、かつての女人禁制のルート。慈尊院は女人高野とも呼ばれる。慈尊とは弥勒菩薩のことだとか。

さあ、ここから高野山までの179町石(1町は約109m)の道のりが始まる。

高さ3mくらいの、結構デカイ石でできた「道しるべ」が、これから先のゴールまで、約109m間隔に一本ずつ建てられているけど、誰がどうやってココまで運んで建てたんだろうか? ということばかり考えてしまうのだった。

しばらくは竹林の中のけっこう急勾配のルートだが、余裕を持って走って登る。

あの先まで登っていくんだな。

おお、クルマを置いてきた駐車場が、はるか下にみえるぜ〜

展望台には寄り道せずに

柿畑を抜けて

とりあえずの目的地である「六本杉」を目指す

前日の雨で、道が滑りやすくなっていることが多いことを口実に、一歩ずつ登って行くことも重要な選択肢の一つだよ

途中、1町ごとに建てられた町石道と、1里ごとに建てられる一里石とが並んで建っている箇所が4カ所だけあるらしい。

おお、町石は1266年から20年くらいかけて建てられたのか、ということを学習しながら進む。

と、とりあえずの目的地だった六本杉に出た。たいした場所じゃなかった。六本木だったらよかっただろうなーなんてことは考えずに。。。

二つ鳥居を過ぎ、

突然、ゴルフ場のティーグランドに出たりしてびっくりしながらも、


こんな山奥に、さわがにが生息していることにさらに驚き

栗が死ぬほど落ちている道を抜けると

ようやく茶屋についた〜

茶屋では餅を売っていたけど、買わず。自販機でアミノバリューを買って、一気飲み! ついでにゼリーも飲んじゃえ。ここから大門までは、あと6kmだいっ!

ここからが登りがきつくて、実は大変だったんだけど、とりあえずここで小休止。
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