高野山トレイル その2 10月3日

その1からの続き
これが、町石道の詳しいルート全図
http://www.shukubo.jp/images/07_guide/map_1.pdf
茶屋から大門までの約6kmがきつかった。最初の坂から歩き。う〜ん、根性なしめぇ〜。
でも、途中の走れるところは、キロ5分30秒くらいで走った。やっぱりライバル?と一緒に走ると、がんばれちゃうもんだからね。登りはいくぴのほうが早い。少し離される。けど、下りはボクの方が得意だから追いつく。という感じだったかな。

途中、ビイビイという、鳥にしては野太い泣き声がしたので、声のした方面をよく見ると、イノシシが走って行ったので、びっくり。でも、イノシシ注意の看板が出てなかったのにな〜
大門までの最後の登りでは、うずら?ファミリーが、いそいで急勾配な坂道を上っていくのに遭遇。やっぱ、自然環境はすげーなー。

見上げれば、こんな木立の中を最後に登って、

ようやく出ました。大門のある「道」へ!! その道は、日本の道100選の一つに選ばれていた。

そびえ立つ大門

運長作の金剛力士像(右)

慈尊院手前の駐車場から大門までのトレイルランは、18.9kmあって3時間17分かかったのだった。ふう、お疲れさん。
ここからは、いわゆる高野山。寺の中に街がある感じの街並で、観光バスなどで大量の観光客が、ゆったりと歩いて見物している。時間がゆったり流れている感がする街だけど。
その中を、いかにも場違いな(ランナーの)格好をした若くない男女が、派手なライトグリーンの大きなペアウォッチ(ガーミンフォアアスリート405ね)をして走っているもんだから、目立つ目立つ(笑)。

高野山の街並は、いわゆるおみやげもの店が集結した通りもあるけど、基本的には左右がお寺だらけな道です。

いくぴはボクのことを「坊主さん」と常に呼んでいるため、とあるお寺の境内で、ボクを呼ぶために「ぼーずさ〜ん」と少し大きな声で呼んだら、境内にいた本物の「坊主」がみんな振り返ってしまった、という嘘のようなほんとの話(笑)。
ボクもトレイルラン中は帽子をかぶっていたけど、高野山に着いてからは、あえて帽子をしないでスキンヘッド姿でいた。その時着ていたTシャツが紫色だったので、少しは高貴な坊主に見えたかも?(←見えてないって)
大門から、街中を4kmくらい走って、奥の院に着く。

鬱蒼とした荘厳な墓地〜という感じの聖地的な空気が佇んでいる場所だった。実に様々な歴史上の人物の墓があるので、時間があればじっくり探索したい奥の院だった。

出身郷土の英雄、織田信長の墓にだけ、手を合わせてきた。

ココから先は撮影禁止、脱帽せよ、などと注意書きのある先に、いよいよ弘法大師が葬られている奥の院がある。

その場所には、お経を唱えたり、願いことを祈る人がいっぱいいたけど。正規の参道ルートである町石道を経てやってきたのは、我々しかいない、ということを十分に考慮して「願いの成就度」を決めて欲しいもんだ、というセコいことを思ったとか、思わないとか。
ここの周辺にある企業単位のお墓が、とってもステキ。
UCC上島珈琲

福助

大門から奥の院を出るまで約5kmだった。腹が減ったので、休憩所でカツ丼を食う。880円。その後、奥の院からバスで高野山駅まで行って、そこからケーブルカーで南海高野線極楽駅まで、

そこで普通の電車に乗り換えて、九度山駅まで戻ってきた。

九度山駅から、今朝クルマを止めた駐車場まで、約1kmラン。

今頃気づいたけど、真田幸村のゆかりの地だったんだ。

これもかわいいでしょ。

この後、和歌山電鉄貴志川線貴志駅に、有名な「たま駅長」を見に行く。
駐車場もない、小さな駅なのに、そこだけ人だかり。

これが有名な「たま駅長

ポスターまで貼ってあったし。(実はボクは「たま駅長」のことは全然知らなかった)


和歌山城まん前のホテルでシャワーを浴びて、姐御といくぴの3人で和歌山の夜の街へ繰り出したのだった。

〆は、ボクのリクエストで、とんこつしょうゆの和歌山ラーメン♪ 飲み過ぎ&食べ過ぎ〜

本日の走行24.8km。月間走行距離=40km。

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