The North Face Single Truck トレイルデビュー(鏑木スペシャルセミナー中級編) 2月11日

昨年一年間、ハセツネ30kを始めとしてトレイルで酷使したブルックスのカスケディア、ホールド感はバッチリ最高で、ロードでもストレスなく走れてふくらはぎがつることもなかったので気に入っていた。
しかし、足のつま先まわりのプロテクトがやや甘いので朝霧高原では2〜3度つま先を岩にぶつけて痛いめにあったのと、走り込んだので踵部分がすり減ってしまい、先日の鏑木セミナーでもスリップして転倒しまったから、新たなトレイルシューズを探していたところだった。
この前のセミナーで、発売前のノースフェイスのシングルトラックを鏑木さんが履いていて、その性能を絶賛していたこともあったので、早速試足して納得して購入したのだった。

履き慣らすために、通勤やら早朝ジョグやらに使用していたけど、このホールド感は、カスケディア同様、足全体をしっかりホールドしてくれる感覚がすばらしい。
グリップ力に関しても、今日の雨の中、超滑りやすいトラックで一度しかスリップしなかったことは絶賛に値する。

http://www.goldwin.co.jp/tnf/single_track/index.html

40年以上も昔にラグビーを始めた頃、おニューなラグビーシューズを履きおろすのは雨の日に限る、という不文律があった。雨中ではじめて履くことで、(当時の決して柔らくはない靴の革が、雨で濡れることによって足型になじむと言われていた)どろどろのぐちゅぐちゅになってしまっても、別に何とも思わなくなった自分に、トレイルランナーとしての成長を発見していいのだろうかは疑問だけれども。
そういうことはともかく、鏑木セミナーの中級編がスタートしたのだった。まずはクラブハウス前からバスに乗って逗子駅まで移動(210円)。東逗子駅経由で二子山を目指す。

二子山を一周した当たりの図。

雨はときどき強く降るが、それに耐えて沢も渡る。けど、寒い。

なんとか東逗子駅に到着し、トイレ休憩。走りを止めると、カラダが異常に寒くなってしまう。
鷹取山を登って、それからは、ひたすら下り降りて、市道を走りつないだ。

13時から17時の予定を30分も過ぎてのハウス帰還。雨の中、トレイルの25kmはロードのフルマラソンに相当するから、よくカラダをケアしてあげてね、と鏑木さんの言葉。はい、ケアしておきま〜す。
鏑木さんは、レースの最中は心拍数は150台を維持するように努めているとのこと。160をオーバーすると疲労がたまるし、どんなに追い込んでも170に達することはないらしい。
今日のセミナー中、ちょっとキツイと感じる登りでは、ボクの心拍数は150オーバーになったけど、そのとき同じペースで走っていた鏑木さんはなんと110台だって!
さすが世界第3位の心拍はスゴすぎる。

 


今日の走り25km 月間走行距離=70km。
いやぁ〜やっぱり、登りの非力さを自覚できました。下りは、滑りやすいという局面を考えても、テクニック面での磨きがかかってきたけど。

ハウスに行く前に鎌倉駅前の野菜即売所で、不揃いな小さめのキンカンを一袋購入。疲れたカラダを癒してくれる優しい味だった。