「ザ・キャラクター」鑑賞 7月1日

NODA・MAP 第15回公演「ザ・キャラクター」を観に、池袋の東京芸術劇場 中ホールへ。NODA・MAPは、第10回公演の「走れメルス」からかかさず観ているけど、中盤から終盤にかけて、「すー」と意識が落ちてしまうことが少なからずあるのだった(笑)。
だって、構成が複雑だったり、セリフに様々な要素や意味が含まれていたり、なにかと観る側にとって「重厚」で。つい、向こうの世界に引きずり込まれるというか。。。
物語が、時空間をひょいひょいと超えて展開されていく、休憩無しの2時間10分は、緊張感を維持して観ることのできる限界だろうな。
観終わって振り返れば、野田の伝えたいことは、しっかり伝わっている感があるが、でも、それだけ?という不安感は、いつも必ずつきまとう。要するに、我々観客に「考えてもらいたい」という仕掛けは、ちゃんと成功しているのだ。
野田独特の、言葉遊びのあるセリフは今回も健在だったし、なんといっても宮沢りえのハスキーヴォイスでの熱演には、やられてしまったのだった。
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