「映画人、小泉今日子の世界」でオールナイト 10月24日

第23回東京国際映画祭「映画人の視点」での小泉今日子ナイトが、正確には土曜日の22時から、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された。640席あるハコで、最前列はカメラマン用として確保してあったので、ボクの座った2列目は、実質的な最前列だった。うしうし。
最初の2時間は、ゲストを迎えてのいわゆるトークショー和田誠監督、黒沢清監督、撮影の町田博氏、俳優の小柳友ブラザートムの息子)というゲストが入れ替わり登場して、当時のエピソードや、撮影秘話などファンとして興味ある部分をたっぷりと語ってくれた。
それにしても、ちょいとショートにカットしたキョンちゃんは、とってもチャーミング。20年以上前の自分の映像姿を見て恥ずかしがる仕草が、キュート〜♪ トークもとっても自然体でよかったよ〜。
トーク内容で想い出せるもの備忘録:
▼「十階のモスキート」(注:崔洋一第一回監督作品で脚本・主演は内田裕也)多分これが(TVドラマも含めて)初めてのセリフがある役。事務所に突然呼び出されセーラー服を着せられた。翌週、千葉に連れて行かれて撮影だった。崔監督とか、内田裕也さんとか安岡力也さんとか怖そうな人がいっぱいいたなぁという印象しか残っていない。(名前は出なかったけど、横山やすしビートたけし佐藤慶吉行和子、アンルイスなどそうそうたる出演者)
▼「生徒諸君」(ナッキーとモールという双子の役だったが)特にモールになるのがイヤだった。
▼「快盗ルビイ」映画ってステキな嘘をいくらついてもいいんだと思った現場ですね。休憩時間に真田さんといろいろお話しさせてもらって、教えていただきました。現場の照明の責任者の方とかに、びしっと注意されましたね。当時のスタッフの皆さん全員で、今でも年末に忘年会をやっている。
▼「風花」何度もリテイクさせる厳しい監督という話だったので、ちょっとびくびくしていて、クランクイン最初のシーン(ピンサロで、初対面の浅野くんとスケスケの服で接客するという初日にしてはハードなシーン)で、のっけから延々とリテイクが続いたとき、かなり緊張していたので、その緊張を監督やスタッフの皆さんに知られないようにしなくちゃと自分に言聞かせて、あ〜悟られずに済んだかな〜と思っていたら、後から町田さんが、「あの時、相当緊張されていましたよね」と言われた時に、あ〜やっぱり、たばこを持つ指が小刻みに震えていたことも全て見抜かれていたんだ〜と感じたのを覚えている。
(風花の時の相米監督は、リテイクは多い時で20くらいに減っていたそうですけど、セーラー服と機関銃の薬師丸さんのころは、ほんとにリテイク100とかやってましたねぇ。おい、あと10はおまえがやっとけ、と言われましたもん。だけど渡瀬さんのシーンは、1〜2回でOK出すこともありましたね=当時助監督だった黒沢監督談)
後で追加しておきます〜
http://movies.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=433112

24時05分から明け方6時頃まで、「怪盗ルビイ」、「風花」、「トウキョウソナタ」の三作品を連続オールナイト上映。不覚にも風花のクライマックスの雪上での踊りのシーンだけ沈没してしまったが、あとはしっかり大スクリーンを楽しめた。
トウキョウソナタの自分が登場するシーンは、何回見ても当時を想い出してドキドキするなぁ。
全部見終わって、会場の外に出た時、既に晩秋の朝の寒さになっていた。

http://eiga.com/news/20101024/2/
早朝、家に帰って(何年かぶりの朝帰り)、犬の散歩&ジョグした後で、走ろうと思ったけど、今更体育会系じゃないんだからと自重しておいた。
今日の走り5.8km 月間走行距離=105.1km。
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