マイラストソング 11年バージョン 2月11日

2008年に始まった久世光彦の「あなたは最後に何を聞きたいか〜」の3回目(というが広島も含めて4回目では?)を鑑賞しに、雪降る中、三軒茶屋の世田谷パグリックシアターへ。
上手側、前から2列目のいい席。見上げる感じになるので、ピアノを弾く真理子さんの顔が、グランドピアノの鍵盤越しにようやく見えるかの角度だったけど、キョンちゃんは全身目の前にバッチリ。
その語り口と声質で、ナレーションではトップクラスの評価を受けているキョンちゃんの語りと、ピアノの弾き語りでは独自の世界を醸し出す浜田真理子さんの歌が、相乗効果をなして、独自の世界観のある空間が構成される。
その冒頭で、15時開演の公演なのに、キョンちゃんが登場するなり「こんばんは〜」と言っちゃったものだから、ピアノ席についている真理子さんから、絶妙のタイミングで「まだ、こんにちは、でしょ〜」と突っ込みが入るほど、二人の息は合っていたし。
キョンちゃんの朗読(久世さんの、その曲にまつわるエッセイの)を耳にしてから、真理子さんの歌を聴くものだから、余計にその歌の世界にのめり込んでいく。そして単純に感動することができる。
今回は美空ひばり特集となっていたのでその曲目をそれなりに期待していたけど、美空ひばり絡みの選曲は3曲だけだったのでは? 
逆に、ほとんどの曲が1回目のときと同じで、キョンちゃんの朗読やそれにまつわるエポソードも同じだったにもかかわらず、歌の感じ方が違うのに少々びっくりする。このへんが、「歌」の持つ力の凄いところだな。
キョンちゃんと真理子さんがステージから去って、アンコール(気分)の拍手をしている中、ん?待てよ、今日は久世さんの奥さんである朋子さんも出演予定ではなかったかと。
ステージにキョンちゃんが登場し、久世朋子さんを招き入れ、キョンちゃんが進行役として話を聞き出していく。そのエピソードに真理子さんの歌が絡んでいく〜。という構成。朋子さんが、私が必ず泣いてしまうのが二つあって、一つは「哀しみのソレアード」を聴くとき、もう一つは今日子ちゃんの「センセイの鞄」のラストシーンで今日子ちゃんが泣くところ、であると。
その哀しみのソレアードの歌の途中で、朋子さんではなくキョンちゃんが何度もハンカチを手にしていた。目には涙が。感動して鼻水が垂れてきたので、ハンカチでそれを押さえていたと告白。当然、ボクも泣いていたから気にすることはないよ〜(笑)
真理子さんも、「キョンちゃんの涙かわいかったですねー」と翌日ボクにつぶやいてくれました。
キョンちゃんの赤のツーピース、ボタンに凝っていて、いかにも「昭和」という服だった、とはこれも真理子さんからの情報。打ち上げで朝の4時まで楽しんだらしいですぜ。公演が終わったのが午後5時だから、凄い時間飲み&語り続けたんだ〜
今日もランオフ  月間走行距離=31.2km。

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